水たまりドット絵アクション『水たまりのスペクトル』Steam上にてお披露目。傘を振り回して敵を倒す、消えない虹のかかるふしぎな場所での少女の戦い

インディーゲーム制作サークルのミズタマリズムは11月13日、『水たまりのスペクトル』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに開発中。ストアページでは新しいスクリーンショットなどが公開されている。

インディーゲーム制作サークルのミズタマリズムは11月13日、『水たまりのスペクトル』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに開発中。ストアページでは新しいスクリーンショットなどが公開されている。

『水たまりのスペクトル』は、どこまでも水たまりが続く異世界で少女が傘を使って戦う、アクションゲームである。本作の舞台は、どこまでも水たまりが続いている不思議な場所。雨上がりの空には、消えない虹がいつまでもかかっているのだという。本作で主人公の少女は、異世界へ迷い込んでしまう。水たまりの世界での彼女の戦いや出会いが、アクションゲームとして描かれるようだ。


水たまりの世界へやってきた少女は傘を片手に、大量の敵やボスと戦いを繰り広げていく。本作で主人公の少女が携えているのは、ただの傘だという。しかし水たまりの世界においては立派な勇者の剣であり、レーザーの射出も可能。本作で彼女は、固定画面へ次々と現れる敵と、勇者の剣である傘で戦うわけだ。具体的なアクションとしては通常攻撃やガード、ジャンプや強力な必殺技などが用意されている。

さらに本作には、特殊効果をもつ持ち物が存在する。スクリーンショットを見る限りでは、シャチのペンケースではHP/SPが上昇し、おまもりではジャストガードが強化。特殊効果つきの持ち物によって、少女の能力をカスタマイズしながら、全4ステージで構成された水たまりの世界での戦いを演じるのだろう。また本作では、水たまりの世界やキャラクターたちがドット絵によって表現されている。傘で戦うという少年少女の空想のような世界が、可愛らしく描かれている点も特徴だろう。


本作は、インディーゲーム制作サークルのミズタマリズムが手がけている。本作ではこれまでに、5月に開催されたイベント「東京ゲームダンジョン5」に試遊出展を実施。同イベント時の情報によれば、プログラマーのカミノマ氏やデザイナーの殻座氏によって、制作が進められているようだ。イベントへの出展以降、公式X(旧Twitter)での発信は途絶えていたが、今回ストアページ公開が告知。本作の完成へ向けて、開発が進められていくそうだ。

『水たまりのスペクトル』は、PC(Steam)向けに開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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