Devolver Digital、発売延期した新作を堂々と発表する番組「Devolver Delayed Awards 2024」を11月28日放送へ。来年への延期をいっそお祝い

Devolver Digitalは11月27日、「Devolver Delayed Awards 2024」を公式YouTubeチャンネルにて日本時間11月28日午前3時に放送すると告知。番組内では、今年発売予定だったものの2025年へと延期することになった新作タイトルを堂々と発表する。

Devolver Digitalは11月27日、「Devolver Delayed Awards 2024」を公式YouTubeチャンネルにて日本時間11月28日午前3時に放送すると発表した。“まだプレイできない”最高のインディーゲームのための祭典とのことで、つまりは今年発売予定だったものの2025年へと延期することになった新作タイトルを堂々と発表する番組である。

なお、番組タイトルには15年目との記載があるが、実際には昨年に続く2回目の実施である。ゲームアワード風の演出を含め、ジョークを交えつつ明るく発売延期を発表してしまおうということなのだろう。

Devolver Digitalは、『Enter the Gungeon』や『Inscryption』『Loop Hero』『Death’s Door』『Cult of the Lamb』など、多数の人気インディーゲームの販売を手がけていることで知られるパブリッシャーだ。この2024年には、『NEVA』や『The Plucky Squire ~ジョットと不思議なカラクリ絵本~』『Sumerian Six』『Anger Foot』『Children of the Sun』『ペッパーグラインダー』などをリリースし、それぞれ高い評価を得ている。

同社が2024年内の発売を予定し、現時点でまだリリースされていない作品というと、ローグライク乱闘アクションゲーム『Stick It to the Stickman』や、スケボーゲーム『Skate Story』、物理ウォーキングシミュレーター『Baby Steps』といったタイトルがある。今年はあと1か月ほどあるため、年内にリリースされる可能性はまだ残されているが、今回「Devolver Delayed Awards 2024」のような番組を放送するということは、いずれか(あるいはすべて)の作品は2025年へと延期されることになりそうだ。

*『Baby Steps』は元々2024年夏発売予定だった。

ちなみに、Devolver Digitalは昨年には「Devolver Delayed Showcase」というタイトルにて同様の発売延期発表をおこなっている。Nintendo Direct風の演出が採用された同番組内では、元々2023年の発売を予定していた『The Plucky Squire ~ジョットと不思議なカラクリ絵本~』や『Stick It to the Stickman』『Skate Story』『Anger Foot』『ペッパーグラインダー』の、2024年への延期が発表。先に紹介したとおり、『Stick It to the Stickman』と『Skate Story』についてはまだ発売されていない。

なお発表によると、今回放送される番組内では発売延期タイトルのほかに、何か新しいもの(something new)を披露する可能性もあるとのこと。新作が発表されるということであれば、番組への注目度がさらに高まりそうだ。また延期されるタイトルにしても、最新映像が公開されるものと期待される。

「Devolver Delayed Awards 2024」は、Devolver Digital公式YouTubeチャンネルにて日本時間11月28日午前3時に放送予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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