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ドワーフ採掘ローグライトFPS『Deep Rock Galactic: Rogue Core』、盛況も“難しすぎ”て賛否両論スタート。装備強化で挑む高難度洞窟探索
Ghost Ship PublishingとCoffee Stain Publishingは5月21日、『Deep Rock Galactic: Rogue Core』の早期アクセスの配信を開始した。本作は『Deep Rock Galactic』のスピンオフとなるローグライトFPSとして盛況を博しているが、一方で難易度などの理由から賛否両論となっている。

パブリッシャーのGhost Ship PublishingとCoffee Stain Publishingは5月21日、SFローグライトFPSゲーム 『Deep Rock Galactic: Rogue Core』の早期アクセスの配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表記に対応している。本作はリリースまもなく盛況を博しているが、評価は賛否分かれている。
『Deep Rock Galactic: Rogue Core』 はマルチプレイ対応のローグライトFPSだ。本作は2020年に正式リリースされた『Deep Rock Galactic』(以下、DRG)のスピンオフ作品となっている。舞台となるのは惑星ホクシーズ。地下深くにある採掘場から連絡が途絶え、Deep Rock Galactic社は同社の先鋭治安部隊「リクレイマー」を出動させた。プレイヤーはリクレイマーとなり、最大4人で採掘場の奪還に挑む。

本作の目的は異星の生物「コアスポーン」によって占領された採掘場を取り戻すこと。プレイヤーはつるはし1つで惑星深部へと乗り込み、コアスポーンを倒していくのだ。道中では銃とギア、個人アップグレードを入手可能。戦場のなかで武装を次々とアップグレードし、より強力な組み合わせを目指していくのが本作の持ち味。ソロプレイから最大4人でのオンラインマルチに対応しており、クリアにはチーム内の密接な連帯が必要になる。
ステージとなる洞窟はプレイするたびにプロシージャル生成される仕組み。周回ごとに形の異なる洞窟が待ち構えている。キャラクターには盾役となれるガーディアン、ドローンを活かした攻撃/蘇生の可能なファルコナーなどの5種類のクラスが用意。それぞれ固有の能力を有しており、プレイスタイルに合わせたクラスで遊ぶことが可能となっている。また恒久的にキャラクターを強化していく要素もあるため、プレイを繰り返すほどにキャラクターは強くなっていく。
洞窟内には「エクスペナイト」と呼ばれる鉱物があり、これを採掘して武器強化の原材料とすることができる。提示される武器の強化内容はランダムとなっており、これもローグライト要素の1つとなっている。くわえてギア、アビリティを入手していくことで装備のシナジーを高めることができる。5種のクラス、膨大な武器、多様なアップグレードなどを組み合わせることで、幅広くビルドを構築可能。そして洞窟の奥深くで待ち構えるボスへと挑んでいくのだ。

本作はSteamで約30万件ものユーザーレビューを得ている協力FPSゲーム『DRG』の最新作だ。『DRG』では、ドワーフを操り洞窟を探検しながら、敵と戦い鉱物を集めるという新鮮なゲーム体験が高く評価されていた。そんな『DRG』にローグライト要素を取り入れ、戦闘面に特化したのが『Deep Rock Galactic: Rogue Core』 というわけだ。本作はすでにSteamで2500件以上のユーザーレビューを集めており、さっそく大きな反響を呼んでいる。最大同時接続者数は約42000人を記録しており大きなプレイヤーベースを得ているのが確認できる一方で(SteamDB)、Steamレビューのステータスは「賛否両論」と、ゲームの内容については現時点で評価が分かれる状態となっている。
本作では後述の理由で自由にビルドを組むのが困難な一方で、洞窟を進むに連れ次々と敵の攻撃が苛烈になっていく。マルチプレイでもクリアは難しいとする意見は多く、くわえてソロプレイでは理不尽なほど難易度が高いとして、好評を投じるユーザーからも改善を求める声が見られる。また、マップを探索するうえでは、制限時間が短く鉱物を集める余裕がないとして、不満もいくつか寄せられている。
一方でローグライトらしい歯応えがある作品だとして難易度を肯定的に評価するプレイヤーも少なくはなく、難易度に対する見解を中心に賛否が分かれている様子。こうした点について開発元は、本作は『DRG』とは異なる方向性で開発されており、戦闘に特化した高難易度のゲームだと以前より説明してきてはいた。ただ結果として、これまでとは大きく異なるゲームプレイは従来のユーザーからよい評価を得られていないようだ。

またゲームのコア部分に対する改善点の要望も多く寄せられている。本作では、アップグレード装置の前にプレイヤーが全員集まることで、キャラクターをアップグレードすることができる。アップグレード画面ではランダムなアビリティカードが複数枚表示されるが、これはチーム内の共有物となっており、順番に奪い取っていくという仕組みを採用している。そのため後手のプレイヤーは自由に強化内容を選べず、ビルドの構築がやや制限される。こうした仕様も不評の一因となっているようだ。
もっとも本作はまだ早期アクセスが始まったばかり。開発元は18ヶ月から24ヶ月間の早期アクセスを想定しており、期間中にフィードバックを集めてゲームに反映していくとしている。新機能やコンテンツの追加も予定しており、バランス調整とともに磨き上げていくと伝えている。なお正式版がリリースされた際には、価格の引き上げを予定している。
『DRG』の最新作として大きな期待を背負って配信されたが、オリジナルとは異なるゲーム性や難易度から大きく賛否分かれるスタートとなった本作。これからどのようにしてプレイヤーの評価を回復していくのか、注目が集まるところだろう。
『Deep Rock Galactic: Rogue Core』はPC(Steam)向けに早期アクセス版が配信中。
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