バンダイナムコオンラインは8月28日、『BLUE PROTOCOL』のサービスを終了すると発表した。来年1月18日にサーバーをクローズするという。
『BLUE PROTOCOL』は、バンダイナムコオンラインおよびバンダイナムコスタジオによる「PROJECT SKY BLUE」が手がける、オンラインアクションRPGだ。本作の舞台は、神秘の光エングラムによって彩られた惑星レグナス。主人公はプレイヤーの分身にして、記憶喪失の人物だ。本作で主人公は、ある時亜人の少女フェステに助けられたことをきっかけに、冒険者となり世界を探索。
メインストーリー上では、壮大な戦いにも巻き込まれていく。ゲームシステムとしては、現在ゲーム内には特徴の異なるクラスが6種類存在しており、仲間と協力しながらクラスの長所を活かして戦闘を繰り広げる。また劇場アニメのようなグラフィックも本作の特徴とされている。同作は長きにわたり開発されており、大作として2023年についにPCでリリースを果たした。またPS5/Xbox Series X|S版ものちリリースされている。
『BLUE PROTOCOL』はリリース前から期待高く、リリース時も勢いそのままに、日本国内で同時接続者20万人を記録するなど、好調なスタートを切った。しかしその後勢いは減退し、今年に入ってからのメディアインタビューでは同作が苦戦をしていることを認めており、やりこみ要素の欠如などに言及。そうした背景を踏まえて、1周年大型アップデート「Beyond」を6月に配信していた。そうした改善もかなわず、サービスが閉じられるようである。
エグゼクティブプロデューサーの下岡聡吉氏は、今回のサービス終了に際して、「発表以来より多くの期待を寄せていただき、長い方だと2019年のCαTの初報時から、さまざまな形でプレイ・応援をいただいてきましたが、我々の力及ばず、今後皆様に満足いただけるサービスを継続的に行うことが困難であると判断しサービス終了の決定をいたしました」とコメントしている。あわせて、Amazon Gamesによる欧米版のリリースも中止されるそうだ。
『BLUE PROTOCOL』は、1月18日サービス終了予定だ。