『Afro Samurai 2』、Metacriticスコア21点の不評で販売中止へ、PS4版は返金に。大きなバグのないゲームとしては異例の対応

PlayStation 4・PC版『Afro Samurai 2: Revenge of Kuma』(以下、Afro Samurai 2)が、発売から短期間で販売中止になっていたことがわかった。11月7日の時点ですでにPlayStation Storeのリストから削除されており、返金という形で対応していたという。これは、同作の販売元であるVersus Evilに対し、CGMagazineが取材したことによって明らかになった。

『Afro Samurai 2』はエピソード形式での配信を予定しており、9月23日から第一弾となるVolume 1を販売していた。しかしカメラワークの劣悪さ、攻撃アクション時のスローモーションの遅さなど幾多の理由から不評が続出。PlayStation 4版は、Metacriticの点数としては異例の21点を記録。Steamストアレビューでも96%の不評を受けており、ユーザーの反応はかなり厳しいものとなっていた。

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トゥーンレンダリングのグラフィックが光る一方、アクションのモタつきや、グラつくカメラなどアクションゲームとして不安定な部分が散見される。

 

Versus EvilのゼネラルマネージャーSteve Escalante氏は、今回の結末を受け落胆を見せている。

“ゲームは失敗に終わった。Volume 2と3はリリースできない。ソニーもこういうことには慣れていないようで少し手間がかかってしまったが、既に購入したユーザーには全額返金で対応したよ。ユーザーに謝りたい。レビューを見ればわかると思うが、ゲームは決してバグにまみれてリリースされていない。単純にユーザーから嫌われてしまったんだ。”

Escalante氏はまた、これ以上ユーザーからの憎しみをかいたくない、そして返金をしたくないという理由から販売を中止したことも明らかにしている。なお、Steam版の返金には言及されていない。

『Afro Samurai』シリーズは、1998年に出版された岡崎能士氏の漫画「アフロサムライ」をベースとしたゲームだ。「アフロサムライ」は2007年にアニメ化しアメリカで放映され、“間違った奇妙な日本観”を持つ独特のバイオレンスアニメとして一部のユーザーにヒットした。2009年にはアメリカ育ちのコンテンツ『Afro Samurai』という形でバンダイナムコエンターテインメントによってゲーム化された。

前作『Afro Samurai』はセクシャルとバイオレンスが入り交じるアクションゲームとして、スタイリッシュで爽快感があると評するユーザーがいた。一方で、カメラの挙動やアクションの単調さから不平をもらすユーザーも存在し、Metacriticレビューは最終的に65点と低調な数字に終わった。

そういった背景もあり『Afro Samurai2』の続編が発表された時から、疑問や不安が入り混じった声が聞こえていた。今回その懸念が当たってしまったようだ。

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