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月面開発し放題シム『The Crust』、正式リリースでSteam同接“約10倍”の大盛況。一面機械まみれの宇宙植民地には隕石も降る、マルチエンディングほか大量アプデ
Crytivoは9月11日、VEOM Studioが手がける『The Crust』を正式リリースした。

パブリッシャーのCrytivoは9月11日、VEOM Studioが手がける『The Crust』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は正式リリースを機にプレイヤー数を伸ばし、Steamでは直近24時間の最大同時接続プレイヤー数が4000人を突破している。ゲーム内は日本語表示および字幕に対応している。
『The Crust』は、月面にコロニーを築き、人類による深宇宙探査の足がかりを作る経済シミュレーションゲームだ。プレイヤーは月を植民地化する巨大企業のCEOとなり、レゴリスなどの資源を採掘。コンベアやドローンを使った生産ラインを構築し、資源の加工や物流を自動化しながら基地を拡大していく。

本作では、生産した物資を基地内で利用するだけでなく、地球の企業や国家との取引にも活用できる。契約を引き受ければ、指定された物資を期限までに納品する必要があり、市場価格を見ながら資源を売買して資金を確保することも可能だ。また、入植者にはそれぞれ職業やスキルが設定され、食料や水、気分、健康状態なども管理しなければならない。生産ラインを拡張しつつ、取引や人員管理まで含めて月面コロニー全体を運営していくことになる。
本作は2024年7月に早期アクセス配信を開始。そして約2年2か月を経て、今回バージョン1.0として正式リリースを迎えた。正式リリース前となる8月の最大同時接続プレイヤー数は405人だったが、リリース後には4205人まで増加しており、約10倍となっている(SteamDB)。

バージョン1.0では、基地建設を支える「計画モード」が新たに導入された。モジュールやコンベアを実際に建設する前に配置を計画できるほか、レシピごとモジュールをコピー可能。必要な資源も確認できるため、大規模な生産設備を事前に計画しやすくなった。また、貨物トラック用の道路と駐車場も実装。トラックは道路を考慮して自動で最短ルートを選択する。
ストーリーキャンペーンも完成し、複数のエンディングが実装された。さらにサンドボックスモードでは月面の開始地点を選択できるようになり、場所ごとに異なる資源構成を踏まえてコロニーを立ち上げられる。新たな地形マップやシード設定も追加されている。

一方で、基地を脅かすグローバルイベントも登場。隕石は月面へランダムに落下し、基地が小さいうちは希少鉱物を含む破片を残す一方、基地が拡大すると建造物へ直撃する危険も出てくる。対策として「対隕石レーザー砲」が追加されており、守る場所を選びながら迎撃設備を配置する必要がある。このほか、太陽フレアや疫病なども発生。入植者向けにはシャワーおよびトイレが追加され、衛生状態を整えることもコロニー運営の一部となった。
正式リリースにあわせてゲーム全体の最適化も実施されている。物流アルゴリズムや倉庫間の計算、描画処理、電力計算などが見直され、大規模な基地でのパフォーマンスを改善。開発元によれば、一部の最適化ではFPSが30~50%、複数の改善を含む大規模基地では100~200%向上したという。また、RAM使用量や大規模基地のセーブデータ容量も削減されている。

なお、早期アクセス期間中には、日本語設定で別言語のテキストが混在する問題がたびたび指摘されていた。そうした問題はその後のアップデートで修正が進められ、直近の日本語レビューでは同様の指摘は確認できない。正式リリース後のHotfix 1.0.6でもローカライズ修正がおこなわれている。
そのほか、開発元は正式リリース時の告知で、バージョン1.0が開発の終着点ではなく、今後も展開を予定していると説明している。正式リリースを機にプレイヤー数を再び大きく伸ばした『The Crust』。今後どのように月面コロニー運営を広げていくのか注目したい。
『The Crust』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、9月25日までは定価から35%オフとなる税込2587円で購入できる。ゲーム内は日本語表示および字幕に対応している。
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