運転マナー違反で「霊障」に襲われるホラー『DRIVE IN THE RAIN』発表。教習所さながら“細かめ運転操作システム”で夜道ドライブ

YAYOI KAIHATSUは8月24日、『DRIVE IN THE RAIN』のSteamストアページを公開した。

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デベロッパーのYAYOI KAIHATSUは8月24日、『DRIVE IN THE RAIN』のSteamストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2027年の配信を予定している。

『DRIVE IN THE RAIN』は、土砂降りの高速道路を走りながら、同乗者との会話を通じて物語を紐解いていくホラーテイストのロードムービーアドベンチャーだ。舞台は全長約100kmの一本道。プレイヤーは雨の降りしきる夜、高速道路をひたすら走って目的地を目指すことになる。

主人公は借金を抱え、生活に困っている人物だ。ある日、アルバイト求人アプリで「現代霊障解決のサポート、運転手募集」という高額報酬の仕事を発見。応募条件は、完全自動運転ではない古い車を運転できる免許を持っていることだった。待ち合わせ場所へ向かうと、そこにはくたびれたセダンとミステリアスな女性、そして後部座席には憔悴した様子の少女が待っていた。プレイヤーは女性から車のキーを受け取り、雨の高速道路へと走り出す。

本作では、目的地までの道そのものは一本道となっており、道に迷うことはない。一方で、運転中には濡れた路面や周囲を走る車両、道路工事など、さまざまな状況へ注意を払う必要があるという。スクリーンショットでは雨粒で視界が遮られるなか、大型トラックがすぐそばを走る場面なども確認できる。

運転操作についても、現実の自動車に寄せた仕組みが取り入れられているようだ。たとえばブレーキを押し続けても車は後退せず、バックするにはギアを切り替える必要がある。また車線変更時には、方向指示器を点灯させ、ミラーや目視で安全を確認することが推奨される。こうした操作の煩わしさも含め、運転そのものへの没入感を楽しむ設計となっているようだ。一方、運転が苦手なプレイヤー向けには、ほとんどハンドル操作を必要としない簡単操作モードも用意されている。

本作では、単に安全運転を続ければいいわけではない。作中には、SNS上で人々の悪意が集まることで発生する「現代霊障」と呼ばれる超常現象が存在する。物語では、ある事件へ関与したという根拠のない噂を流された少女が登場。噂はSNS上で拡散され、無責任な憶測とともに過激化していく。少女やその家族が誹謗中傷に晒されるなか、不気味な超常現象まで発生するようになったという。プレイヤーが引き受ける仕事は、そうした霊障に苦しむ少女を助けるためのものとなるようだ。

道中では車載配信もおこなわれており、プレイヤーの運転マナーは視聴者から監視されている。不適切な運転をすると配信が炎上し、その悪意によってプレイヤー自身も幻覚や重圧といった霊障を受ける仕組みだ。速度超過や方向指示器を出さないままの車線変更、追越車線の占有などが、不適切な運転として扱われるという。

一方で、危険な運転=ミスとして設定されているわけでもない。プレイヤーは安全運転を続けて自身への霊障を避けることもできるほか、あえて危険な運転で配信の注目を集め、少女へ向けられる害意を自分が引き受けることも可能とされている。道路上での振る舞い、SNS上の反応、さらに霊障が結びついたシステムとなっているわけだ。

公開されているトレイラーでは、激しい雨のなかを運転する途中で「追越車線の占有」と表示される場面や、車内に人影のようなものが出現する場面も確認できる。また開発者は8月11日、ハイドロプレーニング現象を実装したことを報告。さらに8月9日には、幽霊が怖い人向けとして「目をつぶる機能」を実装したことも明かしている。運転中であっても、任意に目を閉じられる機能だという。

本作の開発を手がけるYAYOI KAIHATSUは、合同会社Distillate代表のyamamori氏によるゲーム開発名義だ。同氏は本作について、雨天時のフロントガラスに残る水滴表現の調整や、オブジェクトの動的読み込み、最適化などの開発状況も公開している。また、8月14日の投稿では、比較的スペックを抑えたミドルレンジPCでも快適に遊べる品質を目指して最適化を進めていることを明かしていた。土砂降りの高速道路を安全に走ることと、あえて炎上を引き受けること。その選択が霊障へとつながる、一風変わった夜間ドライブに引き続き注目していきたい。

『DRIVE IN THE RAIN』はPC(Steam)向けに2027年に配信予定。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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