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Evil Trout Inc.は7月14日、『ギャリー邸事件』をリリースした。さっそく高い評価が寄せられている。

パブリッシャーのEvil Trout Inc.は7月14日、William Rous氏と共同開発となる『ギャリー邸事件』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応している。Steamユーザーレビューでは本作に向けて、さっそく高い評価が寄せられている。
『ギャリー邸事件』は2025年にフリーゲームとしてリリースされたパズルミステリー『Type Help』のリマスター作品だ。1936年、何十年も人が住んでいないはずのギャリー邸で、近隣住民により恐ろしい惨劇が発見される。しかし、事件を解明することはできず迷宮入りしたまま長い年月が過ぎていった。そして今、プレイヤーは過去の残響を受け取ることができる装置を使って、謎に包まれたギャリー邸事件の真相に迫っていく。

原作である『Type Help』は、テキスト表示とコマンド入力のみで進行するシンプルなゲームスタイルであった。一方本作では新規描きおろしイラストによるグラフィックの刷新により、ビジュアルノベル風のゲーム体験が可能となっている。また、登場人物がイラストで描かれ、英語でフルボイス化もなされた。無音であった原作に対して、オリジナルの物々しいサウンドが追加されるなど、物語への没入感も格段にアップしている。
さらにはプレイヤーが操作する装置を3Dインタフェースで表現。グラフィックとサウンドの進化による三次元的な体験が、本作の新たな特徴のひとつとなっている。ほかにも新規パズルや探索ルートが追加されたりと、原作プレイ済みのプレイヤーも楽しめる形だ。

本作は、本稿執筆時点でSteamのユーザーレビューが627件あり、そのうち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスの評価を得ている。先述した通り、原作から大幅にアップグレードされたグラフィック面とサウンド面は、物語への入り込みやすさに大きな影響を与えており、新規プレイヤー獲得につながっているようだ。また、原作プレイ済みのプレイヤーにおいても、イラストによる物語の可視化や、声優陣による登場人物の豊かな感情表現、ギャリー邸を包む不穏なサウンドに新たな臨場感を感じられると、好評の声が上がっている。なお日本語表示にも対応しており、新聞のフォントなどにも力が入っているなど、日本のプレイヤーからは日本語化品質も評価されている。

『ギャリー邸事件』の原作者であるWilliam Rous氏は、個人ゲーム開発者であり『Type Help』のほかにも『Escape! Frog Prison』や『Adventure Game』など、パズル要素のあるアドベンチャーゲームをリリースしている。William Rous氏は『Type Help』の開発にあたって、Evil Trout Inc.が手がけた名作推理アドベンチャー『The Roottrees are Dead』をインスパイア元のひとつに挙げており、そうした経緯が今回のEvil Trout Inc.によるリマスターにつながったそうだ。
『ギャリー邸事件』はPC(Steam)向けに発売中で、7月22日まで定価の10%オフとなる税込み2340円にて購入可能だ。原作『Type Help』はPC(itch.io)向けに無料配信中。
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