ディストピア反逆リズムアクションADV『MoonHack(ムーンハック)』正式発表。正しすぎる管理社会を歌で書き換える、旧式AI少女たちのハッキング

Astro ProductionのインディーゲームブランドASTRAは7月7日、『MoonHack(ムーンハック)』を正式発表した。

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Astro ProductionのインディーゲームブランドASTRAは7月7日、『MoonHack(ムーンハック)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2027年リリース予定。「人類最適化計画 Eden Protocol – Order of 2125」として情報公開されていたが、『MoonHack』として正式発表となったようだ。

『MoonHack』は自由を失った管理社会で旧式AIの少女たちが世界のルールを書き換えていく、エモーショナル・サイバーノワールADVである。本作の舞台となる2125年では、社会はAIによって管理されており、人類から多くの不安が取り除かれていた。人々は労働や税金から解放され、愛する相手も自分で決める必要はない。感情や未来の選択までも最適化された生活の中で、社会は静かに維持されている。しかし同時に、人類は自分で選ぶ自由を失っていた。

本作でメインキャラクターの月読カグヤたちは、そんなAI法案に支配された電脳世界へ侵入。人間らしさを罪として記録された罪人の少女たちの想いを力に、法案の中核定義に干渉し、管理された幸福のルールを書き換えようとする。正しすぎる未来のルールを歌で書き換えていく、ディストピア世界の少女たちの戦いが繰り広げられる。

罪人少女たちとディストピア世界のストーリーは、3Dリズムアクションと物語パートによって描かれるようだ。まず物語パートでは、アジトに集った少女たちの罪や葛藤が描かれるという。スクリーンショットでは、ノベルゲーム風の画面が確認できる。テキストや立ち絵、ボイスの演出などによってストーリーが進行していくのだろう。また3Dリズムアクションパートでは、歌唱楽曲とシンクロしながら電脳世界を駆け抜けていくとのこと。物語と、歌唱楽曲にシンクロする3Dリズムアクションが連動し、音楽そのものをハッキングの力へ変えていくそうだ。ゲーム内容については続報を待ちたいところだ。

そのほか公式サイト上では、多数のキャラクターが公開されている。キャラクターとしては、自由意志や感情を搭載した欠陥演算体の月読カグヤ、罪人チームをまとめるリーダー久遠院夜歌、糖分過剰摂取で感情管理システムに負荷を与えた不安定因子・篠崎律などが登場。月読カグヤ役を有世華望さん、久遠院夜歌役を桃禾彩生さん、篠崎律役をMoeMiさんが務めるなど、声優陣も明かされている。

本作は、Astro ProductionによるインディーゲームブランドASTRAが手がけている。制作陣としては、シナリオを『コープスパーティー』シリーズなどの祁答院慎氏が担当。キャラクターデザインをイラストレーターのNoyu氏、音楽をウキヨネ氏が務めている。

プレスリリースによると、ASTRAは「プレイ後に“記憶”として残る体験をつくる」をコンセプトとするブランド。ストーリーの没入感やアクションなどを融合させた体験型アクションADVを通して、プレイヤーの感情に強く訴えかけるゲーム体験を提供していくとしている。なお同ブランドは先日設立が発表。Astro Productionのタイトルとしては、サバイバルホラー『#from #abandoned』も開発中となっている。

本作『MoonHack』は、そんな同ブランドによる第1弾タイトルとなる。6月24日に、2125年のAI管理社会を舞台とした作品「人類最適化計画 Eden Protocol – Order of 2125」が発表されていた。発表にあわせて、少女たちが「人類最適化計画」の公式X(旧Twitter)アカウントのハッキングに成功したとして、タイトルが変更。『MoonHack』として、正式に情報が公開されたかたちとなるのだろう。またプレスリリースによると、本作はダークSFとかぐや姫(日本神話)を融合した世界観で、濃密なストーリー体験とリズムアクションを組み合わせたサイバーノワール・アドベンチャーだという。

MoonHack』は、PC(Steam)向けに2027年リリース予定だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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