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ディストピア・ソース店経営ゲーム『Future Sauce Dispenser』発表。食べ物でなくてもソースをかければ“食事”になる、あえて生成AIを用いて描く風刺的作品
FreeMindは6月18日、Wrong Timeline Gamesが手がけるソース店経営ゲーム『Future Sauce Dispenser』を発表した。

パブリッシャーのFreeMindは6月18日、Wrong Timeline Gamesが手がけるソース店経営ゲーム『Future Sauce Dispenser』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、2145年のディストピア世界を舞台に、ソーススタンドを経営するゲームだ。お客が持ち込んだ食事に、適切なソースを提供する店である。

『Future Sauce Dispenser』の舞台となる世界では、人類は化学物質の助けなしには何も摂取できない状態になっており、何にでもソースをかけて食事をしている。プレイヤーは、そうしたソースを提供するソーススタンドを営む。
ソーススタンドには、お客が食事を持ち込んでくる。その食事にピッタリなソースを選び、かけてあげることがプレイヤーの仕事だ。現時点で詳しいシステムは明かされていないが、店には多種多様なソースが常備されており、お客との会話などを通じて最適な組み合わせを導き出すのだろう。ソースの種類だけでなく、かける量も適切であることが求められるという。

ここまで“食事”と表現したが、お客が持ち込んでくるのは実際の食べ物とは限らない。壊れたスマートフォンや、埃まみれのレンガ、古びた靴、錆びた歯車などを持ち込むお客もおり、彼らにとってはソースさえかければ、それらが食事になるようだ。むしろ、普通の食べ物に出会う方が稀な模様である。
そうしてソーススタンドを営む中で、お客からの要求は徐々に奇妙なものとなり、ペースは容赦なく加速し、ミスはもはや許されない状況に。単純だった日常業務は、あっという間に狂気へと陥るという。

開発元によると、本作はただソースをかけるゲームではなく、“利便性が理解よりも重要”になった世界を描いた、馬鹿げているようでやがて笑えなくなる風刺的な作品だと説明されている。
本作のビジュアルやテキスト、要素の一部は生成AIを用いて開発されており、また以下に掲載したトレイラーは100%AI製であることが開発元より公表されている。本作にてテクノロジーへの依存や自動化、利便性、そして批判的思考の衰退をテーマにする上で、あえて採用した表現で、ゲーム内ではグリッチや“不気味の谷”現象、視覚的なエラーが発生することもあるが、それもバグではなく意図したデザインとのこと。本作では、生成AIの良し悪しではなく、便利だからという理由でシステムを疑わなくなった時に、人々に何が起こるのかを問いかけているのだそうだ。
『Future Sauce Dispenser』は、PC(Steam)向けに開発中だ。配信時期は未定。開発元によると、本作が風刺でなくなる前には発売したいとのことである。
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