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“手抜き上等”自動車整備シム『Cheap Car Repair』、「故郷を思い出す」と好評殺到。サビの上から塗装しハンドルは盗んだバルブ、とにかく動けばなんでもよし
パブリッシャーのSimplicity GamesとPlayWay S.A.は5月28日、自動車修理シム『Cheap Car Repair』をリリースした。本作は配信後まもなく好評を集めている。

パブリッシャーのSimplicity GamesとPlayWay S.A.は5月28日、デベロッパーのLittle Dog Gamesが手掛けた自動車修理シミュレーションゲーム『Cheap Car Repair』がリリースされたことを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は配信後まもなく好評を集め、好調な滑り出しを見せている。
『Cheap Car Repair』は90年代のポーランドが舞台の、コミカルな自動車修理ゲームだ。プレイヤーは田舎町で営業する自動車修理工場の経営者兼整備士となり、“あらゆる手段”を使って依頼された自動車を直していくことになる。

本作の特徴は、運営する修理工場の規模や予算が限られているという点だ。工場にはさまざまな状態の車が持ち込まれるが、すべてを万全に修復する余裕はない。よって、板金塗装の代わりにパテで修復したり、壊れたファンベルトの修理にストッキングを使ってコストを削減するといった“工夫”がプレイヤーには求められる。修理システムは、故障したパーツを外して新しいものを取り付けるという、シンプルな仕組み。錆び取りやペイントについては、問題の箇所を、実際にグラインドや塗装することになる。
また、ハンドルの代わりに盗んだ水道のバルブを取り付けたり、エアフィルターに台所用スポンジを装着するといった修理もおこなえる。ビールとウォッカで代替燃料を作って車を走らせることもできるほか、スプレー塗装によって、サビの上から車体に絵を描くことも可能だ。修理した車を依頼者に引き渡すと報酬を獲得できるが、手抜きがバレた場合は、気付いた依頼者が“戻ってくる”場合もある。

本作にはオープンワールド要素も盛り込まれており、車や自転車などで田舎町を探索することができる。フィールドには、サイドミッションや隠しアクティビティ、サイドクエストなどが用意されているほか、地元の商人や隣人たちとも触れあえる。たとえば、隣人の一人で材木業を営んでいるGienekからは薪を集めるサイドクエストを受注することが可能で、完了すると現金を得ることができる。ちなみにNPCには殴りかかってくる凶暴なタイプもいるので注意が必要。また村にはショップもあり、お金を払うことでアルコール類や水などを購入することが可能だ。
そんな本作は、リリース直後から高い評価を集めており、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは202件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。同時接続プレイヤー数も好調で、ピーク時には約5200人を突破するという盛況ぶりだ(SteamDB)。

前述した通り、本作は90年代ポーランドの田舎町という独特の世界観に、自動車修理ゲームを合体させた作品だ。修理自体の自由度も高く、真面目に修理するか、“裏技”を使うかはプレイヤーに一任される。そういった遊び方の幅広さが、多くのプレイヤーからの支持を集めている格好だ。また隣人からパーツを盗んだりクエストをこなすといった、修理パート以外の要素が充実している部分を評価する声も多い。レビューの約半数にあたる111件はポーランド語ユーザーのものとなっており、ご当地のプレイヤーから「故郷を思い出した」として支持する投稿も寄せられている(Steam Scout)。
なお本作の開発元Little Dog Gamesは、ポーランドのゲームスタジオで、本作がSteamでの初リリース作品となる。同国に拠点を構えていることが解像度の高い描写に繋がり、それが高評価に繋がったと言えそうだ。ちなみにSteamのストアページでは今後のアップデート計画を説明するロードマップが公開中。まずは新難易度の追加や村の活性化、ガレージ備品の拡張、ゲームパッドへの対応といった要素の追加などが予定されているほか、フェーズ2として、さらなるアップデートも計画されている。詳細はこちらのロードマップを確認してほしい。
『Cheap Car Repair』はPC(Steam)向けに配信中。6月12日までリリース記念セールが開催されており、定価から25%引きの1875円で購入可能だ。
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