デベロッパーのLittle Dog Gamesは4月8日、『Car Repair』を発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。
『Car Repair』は一人称視点でプレイする自動車修理シミュレーションゲームだ。舞台となるのは1990年代のポーランド。主人公は、普通の家のガレージを改修して小さな修理屋を経営している店主だ。店主は酒ビン片手に仕事をし、タバコをくわえながらガソリンを扱う、自由な振る舞いの人物である。プレイヤーはさまざまな“テクニック”を駆使して、店の利益を上げることを目指す。
ゲームプレイでは、店に持ち込まれる車の修理をおこなっていく。シンプルなオイル交換からエンジンの修理まで、いろいろな案件が発生するとのこと。エンジンのタイミングギアやタイミングベルトを交換したり、あるいは塗装を塗り直したりなど、オーダーに合わせて修理を進めていくことになるようだ。部品を交換しても動かない場合、何度か叩くことで正常に動くこともある模様。オンボロな車たちをどうにかしてふたたび走れる状態にしていくことになるのだろう。
そうして真面目に修理工として働くこともできるが、本作では手抜きや不正をすることもできるとのこと。ガソリンを水で薄めたり、車体のサビを落とさず上から塗装してごまかしたりすることで、利益を水増しすることができるという。パーツを外して売ってしまい、安いパーツで置き換えるなどやりたい放題できるようだ。
一方やり過ぎれば当然お客の怒りを買うことになるという。トレイラー映像ではレンチを片手に男に向かっていくシーンが存在しており、戦闘要素なども用意される様子。お客を怒らせないギリギリのラインを見極めつつ、手抜き修理を敢行することが求められるそうだ。
『Car Repair』はPC（Steam）向けに配信予定だ。
