セガサターンのピンボールゲーム『Digital Pinball: Last Gladiators』が令和に復活。Steam・Nintendo Switch向けに“完全移植”へ

ビサイドは5月20日、デジタルピンボール『Digital Pinball: Last Gladiators』を2026年内にリリース予定であることを発表した。

株式会社ビサイドは5月20日、デジタルピンボール『Digital Pinball: Last Gladiators』を2026年内にリリース予定であることを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2。Steamに関しては発表に合わせてストアページも開設されている。

『Digital Pinball: Last Gladiators』は1995年、株式会社カゼ(KAZe Co.,Ltd.、現・株式会社カゼ・ネット)よりセガサターン向けに発売されたデジタルピンボールだ。カゼは1987年2月にライブプランニングとして創業し、初期の代表作に怪作との呼び声のある2Dシューティングゲーム『暴れん坊天狗』(ファミリーコンピュータ)がある。後に家庭用ゲーム機向けのデジタルピンボールの制作で一世を風靡した。2026年現在はゲーム制作から身を引いたが、近年はインディータイトルのリリースも展開しているビサイド制作のデジタルピンボールの監修を行っている。

本作はセガサターンのハード特性を駆使して実現した3Dグラフィックと、リアルに再現されたボールの物理挙動を特徴としている。1997年にはボールの挙動の修正、アルゴリズムの一新を図って完成度を高めた『LAST GLADIATORS Ver.9.7』も発売。ピンボール台ごとに異なる攻略性の高さと、ゲーム特有の演出によってコアなファンを生み出した作品でもある。2010年4月にはビサイドよりカゼ監修による『LAST GLADIATORS Ver.9.7』ベースのiPhone移植版も配信された(※2026年現在配信終了)。

『Digital Pinball: Last Gladiators』においては、ピンボール台は「GLADIATORS」「KNIGHT OF THE ROSES」「DRAGON SHOWDOWN」「WARLOCK」の計4種類が用意されている。それぞれに異なる時代およびストーリー背景が設定されているほか、ギミックにも趣向を凝らし、プレイヤーをいつまでも飽きさせない作りになっているという。

本作はエミュレーターではなく、オリジナル版のソースコードをベースにマルチプラットフォームへの完全移植を実施。当時を忠実に再現したプレイ感を実現しているとのこと。ハードロック&ヘヴィメタル全開のサウンドも完全収録しており、実機のようなリアルな効果音と合わせてプレイヤーのテンションを高めてくれるようだ。新要素としてオリジナル版にはなかったオンラインランキングも実装。世界中のピンボール強者を相手にランキング世界一を目指して競い合ったりもできるとのことである。

また本作は2026年5月22日(金)~24日(日)、京都市勧業館みやこめっせで開催される、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit PUNCH(ビットサミット パンチ)」にも展示出展される(一般公開日は5月23日および24日)。会場で試遊したプレイヤーにはオリジナルノベルティがプレゼントされるとのこと。興味があればビサイドブースへ足を運んでみていただきたい。

『Digital Pinball: Last Gladiators』はPC(Steam)/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2で2026年内にリリース予定だ。

【UPDATE 2026/5/20 12:33】
『暴れん坊天狗』の説明を修正

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2D&3Dアクションと手ごわいストラテジーが大好物の人。積みゲーが一向に減っていかない呪いに悩まされています。

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