Global Sites
Global Sites
『Escape from Tarkov』テスト実装の新ADSが「なんか嫌」とツッコミ殺到、即調整。テストサーバーの“一般公開”、波乱の幕開け
早期テストサーバーにてリワークされたADSの挙動が注目を集めている。

Battlestate Gamesは5月1日、『Escape from Tarkov』のETS(Early Test Server・早期テストサーバー)におけるテストを再開した。その中では特に、リワークされたADSの挙動が注目を集め、コミュニティでは議論が生じている。
『Escape from Tarkov』は、PvPvE要素をもつハードコア脱出シューターだ。本作の舞台となるのは、政治的混乱から無法地帯となり隔離された架空の都市Tarkov。プレイヤーはソロまたはフレンドと部隊を組んでマッチに参加し、NPCやほかのプレイヤーと戦いつつ貴重な戦利品を獲得して、最終的にマップから脱出することを目指す。死亡した場合、持ち物や装備をロストするハードコアなゲームルールも特徴だ。
本作では、昨年11月まで継続した早期アクセスとは別に、実装前の新要素をテストするためのETSが断続的に実施されてきた。そして今回のETS再開からは、これまで参加条件として課せられていた秘密保持契約(NDA)の締結が撤廃され、すべてのユーザーに開放されることが決定。ETSでのスクリーンショットや映像を、SNS投稿や配信などを通じて第三者に共有することが可能となった。
ゲームエンジンの更新やプレイヤーデータの処理方法の改善など、複数の項目が紹介されている中で、サイトを覗き込む動作、いわゆるADSのリワークが議論を呼んでいる。まず経緯として、Battlestate Gamesの代表を務めるNikita Buyanov氏は3月12日に、新旧のADSの比較映像をXにて公開。現在のADSは非現実的かつ直線的であるとして、さらに洗練させた上でまずはETSでテストする方針を明かしていた。
そして本日から始まったETSでは、前述の動画と同様に、ADSへの移行時とADSからの解除時に、銃のガタつきが実装されている。高倍率スコープを載せた場合には特に顕著で、銃だけでなく視界も一緒に動くこととなる。なお本作においては、エルゴノミクスの数値が高いほど素早くADS状態に移行することができるが、ストリーマーのAxel氏が共有した動画で確認できるように、エルゴノミクス90のM4A1など、エルゴノミクス重視のカスタムであっても大きく銃が揺れるようだ。
このADSの仕様変更に対しては、本作をプレイするインフルエンサーをはじめ多くのユーザーが反発。これを受けて、Battlestate Gamesは開始からわずか数時間後にETSに追加の変更を適用している。ただ完全に仕様が元に戻ったわけではなく、依然として多くの批判が寄せられている格好だ。
ところで、『Escape from Tarkov』では過去に似たような議論が生じたことがある。バージョン0.12.12にて横移動やジャンプなどに慣性が導入された際には、キャラクターの動作がさらにリアルになったと歓迎するユーザーがいた一方で、戦闘の爽快感が落ち、ショルダーピークといったテクニックも失われたとして、否定的な声も多く上がっていた。不自由なほどのリアルさも本作の持ち味ではありつつ、調整の方向性によっては大きな波紋を広げてきたわけだ。
なお今回仕様変更がおこなわれたのはテストサーバーであり、さっそく調整がなされた点も見るに、今後もコミュニティのフィードバックをもとに細かく調整がおこなわれる可能性はあるだろう。ETSが一般公開され、多くのユーザーを巻き込んだ調整がおこなわれるという意味では、調整内容に関する意見が活発に交わされる環境になったとも言えそうだ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


