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カプコン、『ストリートファイター6』など向け「コミュニティ大会開催ガイドライン」を策定。“参加費は2000円まで”など明確化、賞品アマギフはNGか
カプコンは4月28日、「カプコン コミュニティ大会開催ガイドライン」を発表した。

カプコンは4月28日、「カプコン コミュニティ大会開催ガイドライン」を発表した。『ストリートファイター6』をはじめとする格闘ゲームのコミュニティ大会について、参加費や賞品に関するルールなどが定められている。
同ガイドラインが対象とするのは、後述するカプコンの著作物を用いて個人または法人格を持たない団体が主催する、国内の非営利のゲーム大会、いわゆるコミュニティ大会だ。対象タイトルは以下の通り。そのほかのタイトルについては、「著作物に関するQ&A」において、法人・個人経営を除く店舗・公共団体に限り、個別の問い合わせが必要とされている。
【個別タイトル】
『ウルトラストリートファイターIV』
『ストリートファイターV チャンピオンエディション』
『ストリートファイター6』
【コレクションタイトル】
『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』
ガイドライン対象タイトル:収録されているタイトルすべて
『カプコンファイティング コレクション』
ガイドライン対象タイトル:収録されているタイトルすべて
『カプコンファイティング コレクション2』
ガイドライン対象タイトル:『CAPCOM vs. SNK』シリーズを除くすべてのタイトル
今回発表されたガイドラインの中で、特に注目を集めているのは参加費および賞品に関するルールだ。カプコンタイトルを用いたコミュニティ大会では、運営費用に充当する目的のみに使用することを前提に、参加費については一人税込2000円まで、オフライン大会での観戦料は一人税込1500円までと定められた。なお、パブリックビューイングなど大会会場とは別の場所での観戦において観戦料を徴収することは禁止だという。

日本では徴収した参加費を賞金などに充てることは、刑法上の賭博にあたる可能性があるとする見方が一般的となっている。たとえば、日本eスポーツ協会(JeSU)が2020年9月に制定した「参加料徴収型大会ガイドライン」においても、参加費が大会運営費のみに充てられ、運営費の見込額の合計を上回らないように留意するようにすべきとの立場を示している。先日株式会社ポケモンが更新した『Pokémon Champions』についての大会ガイドラインにおいても、参加は大会運営費を補填する目的であれば参加費徴収を認めるとされたことが注目を集めた(関連記事)。JeSUの方針に従うかたちで、非公式大会実施における共通のルールが設けられている状況はあるのだろう。
また賞品については、金銭的価値のない賞状やトロフィーのみ認めるとのこと。現金や金券など、金銭と同等の価値のあるものを賞品として提供することは禁止するといい、たとえばAmazonギフトカードなども認められないものとみられる。

ちなみに動画配信については、「カプコン動画ガイドライン」に準拠していれば、動画投稿から収益を得ることなどは可能だという。そしてガイドラインを遵守して開催されるコミュニティ大会については、著作物侵害の主張をおこなわず、連絡も不要だという立場を示している。
今回の「カプコン コミュニティ大会開催ガイドライン」では、参加費や観戦料、賞金などに関わるルールが、上限金額まで含めて公式から提示されたかたちだ。禁止事項などが細かく設けられたとはいえ、ガイドラインに準拠する限りカプコンが開催を認めるということが明確化されたという点では、コミュニティ大会の実施を促進する効果もありそうだ。コミュニティ大会への参加や運営をおこなう方は、しっかりと確認しておくのがよいだろう。
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