ダンジョン探索鍛冶屋シム『FORGE SIMULATOR』発表。使う武器は自分で制作、“ダンジョンごと破壊”できる武器を目指して腕を磨く

 

デベロッパーのGreenOnionGamesは4月24日、『FORGE SIMULATOR』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年5月配信予定。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。


『FORGE SIMULATOR』は鍛冶屋シミュレーション・迷宮探索アクションゲームだ。主人公の鍛冶屋は、とあるダンジョンに閉じ込められている。そのダンジョンには終わりも出口も存在しないという。プレイヤーはダンジョン内にて資源を集めて武器を鍛造。ダンジョンそのものを破壊できるほどの強力な武器を作製し、脱出することを目指す。

舞台となるダンジョンは、資源に恵まれているという。燃料となる木や、原料となる鉱石などが存在しており、収集することで武器の素材とできるようだ。武器を制作する過程では、かなり細かく鍛冶の工程が描写される様子。まず炉に燃料を入れて燃やし、ふいごで空気を送りながら炉の温度をコントロールしていく必要があるようである。トレイラーでは、炉の温度が1400度を超えたところでダイヤモンドと金を入れて溶かし、型に流し込んでオリジナルの合金のインゴットを作成している。


インゴットを作ったあとは、金属が熱いうちに叩いて延ばしていくことになるようだ。金属には細かいパラメータが用意されており、長さや幅、厚みといった形状を表す数値のほかに、硬度・延性・靭性といったパラメータも存在。ハンマーで叩くと少しずつ形状の数値が変化し、金属が薄く延びていくようである。

そうして叩いて延ばしたのちに、金属を切って重ねて金属の層を増やすことで、武器の強度などを高めていけるという。良い武器を作るためには繰り返しの鍛造が必要になるとのこと。ただし叩きすぎると、破断が起こって素材がダメになってしまうリスクが高まるようだ。炉で再加熱したりホウ砂をかけたりして、金属の状態を管理しながら鍛造していくことになる模様。そして適当なところで水で急冷して焼き入れを実施。その後研磨して武器として仕上げることになるようだ。

 


またダンジョン内にはモンスターも存在。完成した武器がダンジョンを破壊できるほど強力でなくとも、戦闘で活用することができるようである。そのほかダンジョンには無害な動物も存在し、動物レースを楽しむといった要素も用意されるという。また、迷宮で素敵な友達を作ることもできるそうだ。そうして息抜きをしながら良い鉱石を集めて武器を作り、やがては伝説の武器を作ってダンジョンそのものを破壊することになるとのことだ。

『FORGE SIMULATOR』はPC(Steam)向けに、2024年5月配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。