殺戮ロボ疾走FPS『ULTRAKILL』無料大型アプデで新武器・隠しステージ・超高難易度など登場。新要素どどんと追加でさっそく大盛況

 

現在Steamにて早期アクセス配信中のFPS『ULTRAKILL』が、急激な同時接続プレイヤー数の伸びを見せている。日本時間4月16日の無料大型アップデート配信に伴い、本作の根強い人気が数字に現れた様子だ。

『ULTRAKILL』は、個人開発者のArsi “Hakita” Patala氏が手がける1人プレイ向けオールドスクールFPS。本作の主人公は「血」を燃料とする殺戮ロボットだ。しかし地上では人間はとうに死滅している。次の標的は地獄の悪魔たちだ。プレイヤーは血と殺戮を求めて、ショットガン、ロケットランチャー、さまざまな武器を携え地獄へ潜っていくこととなる。

本作は“Devil may Quake”なるキャッチコピーを標榜しており、『デビル メイ クライ』シリーズのコンボメカニックと『Quake』シリーズのスピード感を組み合わせたゲームプレイが特徴だ。プレイヤーキャラの機動力は高く、壁蹴りジャンプや地上/空中での瞬発的なダッシュによる回避や移動も可能。状況に応じて多彩な武器を駆使し、敵を殲滅しつつ高速でステージを駆け抜けていく。ヘッドショットや複数キル、武器の特殊ショットを活用した殺戮にはコンボボーナスもつき、スコアの加算が加速されていく仕組み。


また血が燃料になるという設定どおり、ゲームプレイ上でも主人公は悪魔の返り血を浴びる事で回復する。被弾を覚悟して危険な敵に肉薄するリスクを冒し、豪快なキルで一気にリターンを得るための駆け引きが求められる。爽快なゴア描写とスピーディーでスリル溢れるゲームプレイが好評を博し、Steamユーザーレビューでは9万5580件中98%が好評とする「圧倒的に好評」を得ている。


本作は2020年9月に早期アクセス配信を開始。アップデートを重ねており、4月16日にはアップデートとしてパッチ15「FULL ARSENAL」が配信開始された。本アップデートの目玉として、新たな武器の「レッド」バリエーションが追加。ロケットランチャーは敵を火だるまにし、ネイルガンは相手をはるか上空に打ち上げて爆発。さらにショットガンにはチェーンソーのアタッチメントが追加され、より豪快に悪魔たちをバラバラにできるようになっているようだ。また最終章の新たな隠しステージやより手ごわい難易度「BRUTAL」も追加されるなど、盛りだくさんのアップデートとなっている。

アップデートを受けてSteam同時接続プレイヤー数も急上昇。シングルプレイ向け作品ながら、アップデートの配信当日はピーク時点で1万9806人という数字を記録している(SteamDB)。ユーザーレビューにはさっそくアップデートへの反応も寄せられており、ユーザーからはホットな新武器や新要素への評価も集まっているようだ。本作はこれまでにも大型アップデートのたびに大きな反響を見せており、今後の新展開も注目されるところだろう。

『ULTRAKILL』は現在PC(Steam)にて早期アクセス配信中。定価2800円のところ、4月23日までは20%オフの2100円で購入可能となっている(いずれも税込)。