シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。』PS4/PS5/Nintendo Switch向けに発表、7月25日発売へ。新シナリオや新要素も追加

 

日本一ソフトウェアは4月4日、『魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。』を7月25日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switchで、通常価格は税込6578円。本作にはこれまでのDLCや、新たな追加シナリオなどが収録。新要素については、『魔界戦記ディスガイア7』向けにも配信予定とされている。


『魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。』は、これまでのDLCや書き下ろし新シナリオ、新たなやりこみ要素などを収録した『魔界戦記ディスガイア7』のお得版である。

ベースとなる『魔界戦記ディスガイア7』は、シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズの最新作だ。本作の舞台となる日ノ本魔界群は、個性豊かな多数の魔界によって構成された和風の魔界である。日ノ本では、多くの住人たちが悪魔らしからぬ信念「武士道」に従い、暮らしていた。しかしある時、日ノ本に魔提督オープナーが率いる界軍が来航。オープナーが制定した「日ノ本デストロイ法度」によって、気高い武士たちは淘汰され、住人たちは誇りを失おうとしていた。本作のメインキャラクターであるはぐれ者の武士フジと、日ノ本オタク少女ピリリカは、「打倒・大穢戸幕腐」を掲げて奮闘。武士道に憧れる少女と武士道嫌いの青年が、日ノ本を侵略者から取り戻す戦いを繰り広げていく。

最大レベルは9999であるなど、同作でもシリーズらしい要素が採用されている。新要素としては「弩デカ魔ックス」によってキャラクターが巨大化し、盤面の外での戦いが展開。アイテムの転生も可能なほか、キャラクターの行動設定機能「魔心エディット」も導入されていた。なお同作は、コンソール版が2023年1月に発売。2023年10月発売のSteam版のユーザーレビューでは、記事執筆時点で659件中83%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。


本作『魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。』では本編の内容に加えて、これまで配信されてきたDLCや各種特典アイテムなどがすべて収録されているという。『魔界戦記ディスガイア7』では、発売後に多数の有料DLCが配信。初回生産特典やデジタルデラックス版特典、店舗特典など特典も多数用意されていたが、本作はそうしたDLCや特典を同梱したお特番となるわけだ。

また本作では、エンディング後の続きを描く新シナリオ「界援隊編」が収録。同シナリオでは、フジたちが「魔改神器」に残った問題を解決するため、『魔界戦記ディスガイア7』の世界を飛び出すようだ。界援隊編クリア後には、新キャラクターとしてアサギが追加。「界援隊編」は、本編シナリオクリア後にプレイ可能となる。


本作には新要素として、新たなやりこみも追加されている。具体的には、特定の議題可決によって、誰でも「神討モード」が発動可能。神討モードでは1ターン3回行動できる「神槍 卍時唯勝」を装備することで、誰でも強キャラになれるようだ。さらにステータス上限が開放され、最凶の新ボス「羅刹バール」も追加。育成がさらに自由になり、育てたキャラクターをぶつける相手も登場するわけだ。

なお『魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。』の追加要素は、『魔界戦記ディスガイア7』向けにも登場予定とされている。新シナリオ「界援隊編」は、『魔界戦記ディスガイア7』向けには税込550円のDLCとして配信予定。追加のやりこみ要素については、無料アップデートでの登場が予定されている。


『魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。』は、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch向けに7月25日発売予定。通常価格は税込6578円となっている。また『魔界戦記ディスガイア7』向けの追加シナリオDLCは、税込550円で配信予定だ。