つぎはぎ化け物作成ゲーム『Necrosmith 2』好評&好調スタート。頭や腕を気ままに付け替えアンデッドを作って戦わせる非道タワーディフェンス

 

ゲームスタジオのAlawarは3月28日、『Necrosmith 2』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はリリース後にさっそくSteamで「非常に好評」ステータスを獲得するなど、好調なスタートを見せている様子だ。


『Necrosmith 2』はローグライト・タワーディフェンスゲームだ。プレイヤーはネクロマンサーとなってアンデッドモンスターを作り出し、使役することで襲い来るモンスターたちからタワーを防衛することを目指す。アンデッドの作成では、モンスターたちの体の各部位のパーツを組み合わせることが可能。頭はスケルトン、腕はゾンビにするなど、さまざまな特徴を持ったアンデッドを自由に作成できるというわけだ。また巨大アンデッドを作成することも可能だ。


本作のゲームプレイでは、自動生成されたマップにて、作り出したアンデッドに命令を出していく。マップを探索させて資源の収集や、敵拠点への攻撃、また同時にタワーの防衛なども管理する必要がある。集めた資源ではタワーをアップグレードすることも可能だ。また本作のマップには沼地や密林など、さまざまなバイオームが存在しており、それぞれの地形はアンデッドたちの行動を阻害する場合もある。プレイヤーは各地形に適したパーツを用いてアンデッドを作成することで、これに対処することも可能だ。


本作は3月28日にSteamでリリース。リリース後にはさっそく1000人以上のプレイヤーが集まり、最大同時接続プレイヤー数は1392人を記録した(SteamDB)。また本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは、75件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。前作『Necrosmith』から引き続き、「さまざまなパーツを集め自分好みのアンデッドを作る」というユニークな面白さが好評。また前作の不満点を解消しつつ、ワールドマップを追加するなど全体的なボリュームが増えた点も高い評価の一因となっている。

本作を手がけるのは、アメリカに拠点を置くAlawarだ。過去には、『Necrosmith』シリーズの1作目にあたる『Necrosmith』を2022年7月にリリース。同作は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで4350件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。低価格かつコンパクトなゲームプレイで高評価を得ている作品だ。一方、同作では全体マップが無かったり、味方AIに行動指示ができなかったりといったユーザーからの不満が多く挙げられていた。それが『Necrosmith 2』では前作の不満点をしっかり解消しつつ、正当進化したゲームプレイが提供され、好評に繋がったかたちだ。

『Necrosmith 2』はPC(Steam)向けに発売中。なおリリース記念セールを開催中であり、定価920円のところを4月11日まで15%オフの782円で購入可能だ(いずれも税込)。