昼夜ネクロマンサー大忙しシム『Necrosmith 2』Steamにて3月27日発売へ。 体の各部位を組み合わせ、自由にアンデッドを生み出し塔を守る

 

パブリッシャー/デベロッパーのAlawarは2月1日、『Necrosmith 2』を3月27日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Necrosmith 2』はネクロマンサー・シミュレーションゲームだ。プレイヤーはネクロマンサーとなり、人里離れた地のタワーにて研究をおこなう。押し寄せるモンスターからタワーを守り、理想のアンデッドを作り上げるのだ。

ゲームプレイでは、自動生成されたマップにて、アンデッドに命令を出して進めていくことになるようだ。タワーの周囲を探索して素材の生産地を確保し、タワーをアップグレードしつつモンスターを撃退していく。バイオームは山や川、沼地や密林などさまざまなものが存在し、アンデッドのタイプによって得意な地形が変わってくるという。また本作には昼夜のサイクルが存在。夜はアンデッドの力が高まるため比較的安全だが、日中は危険性が高くなるという。ネクロマンサーらしく夜型のゲームプレイとなるようだ。

 


アンデッドの作成においては、体の各部位のパーツを組み合わせて作り出すことになる。素材となるのは空想上の種族の体の部位であり、頭と胴体、左右の手足をそれぞれ選び作成する。組み合わせ方は自由なようで、公開されたトレイラーやスクリーンショットでは、右腕だけ巨大なスケルトンや、カマキリの腕をもつ恐竜のようなモンスターなどが確認できる。パーツによって攻撃方法やスキル、得意な地形などが変わってくるという。

また本作には、通常のアンデッドよりはるかに体の大きい巨大モンスターも登場。巨人とよばれる大型モンスターは、たやすくタワーを破壊する攻撃力をもっているという。敵として登場すると危険な巨人だが、プレイヤーも特別な素材を組み合わせることで巨人アンデッドを作り出すことが可能。巨人同士の戦いが本作の見どころのひとつとなるようだ。


本作を手がけるのはAlawarだ。同社はゲーム開発をおこないつつ、パブリッシングも手がけている。過去には、本作の前作にあたる『Necrosmith』や、採掘ローグライト『Wall World』などを開発。両作はそれぞれ、Steamユーザーレビューにて本稿執筆時点で数千件(『Necrosmith』は4000件以上、『Wall World』は6000件以上)のレビューを集め、「非常に好評」ステータスを獲得している人気作だ。またパブリッシングを担当したタイトルには、『Beholder』シリーズや『Do Not Feed the Monkeys』などが存在。これらの作品は、ややダークな設定を親しみやすいグラフィックで表現しており、本作からもそうした作風を感じることができるだろう。

『Necrosmith 2』はPC(Steam)向けに、3月27日発売予定だ。