魔手メトロイドヴァニア『Venture to the Vile』日本語対応で5月7日発売へ。魔物を宿す右手で戦う、奇怪ダーク冒険譚

 

株式会社アニプレックスは3月15日、『Venture to the Vile』を5月7日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応する。


『Venture to the Vile』は、ダークファンタジー・メトロイドヴァニアだ。舞台となるのは謎の存在「ヴァイル」に蹂躙されてしまった、レイニーブルックと呼ばれる街。主人公は親友エラとともに森に出かけていたが、地面が崩れたことではぐれてしまい、気を失ってしまう。主人公はそこで怪物と出会うが、なぜか逆に怪物の一部を吸収して、新たな能力を得る。自分の腕を鋭い爪に変える能力を得た主人公は、街の住人を救いつつ、行方不明となったエラを探すこととなる。

ゲームプレイとしては、2.5Dにて展開されるマップが特徴。横スクロールにて展開されつつも、奥行きのあるマップを探索することとなる。また戦闘面ではアビリティを獲得・成長させることが可能。攻撃力をあげたり特殊能力を獲得したりできるようだ。


またレイニーブルックには仕掛けが施されている箇所も存在。要所で謎を解きつつ進んでいく必要もあるだろう。ほかにも、街では住人と出会い、さまざまなクエストを手伝ったりすることで、エラに関する手がかりを見つけ出していくのだ。サブクエストやアイテムについては、時間や天気による影響を受けるものもある。敵を倒しつつ、そうしたクエストに取り組んでみてもいいだろう。

本作を手がけるのはカナダ・モントリオールに拠点を置くCut to Bits。同スタジオは、『Grand Theft Auto』シリーズや『アサシン クリード』シリーズなどに携わったというベテランスタッフたちにより2019年に設立。スタジオとしての初開発作品として本作『Venture to the Vile』が打ち出されるかたちだ。

Venture to the Vile』は5月7日にPC(Steam)向けに発売予定だ。なおSteamストアページでは、ステージ「霊廟」がプレイできる体験版がダウンロード可能だ。