戦略ノンフィールドRPG『アストラルゲート』Steamなどで4月12日発売へ。コマンドRPGバトル検定としても遊べる、ルート構築によるダンジョン攻略

 

個人ゲームサークル・イチデスクは3月7日、『アストラルゲート(ASTRAL GATE)』を4月12日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/BOOTH/DLsite)で、価格はSteam/BOOTHが960円、DLsiteが990円予定。発表にあわせて、紹介動画などが公開されている。

『アストラルゲート』は、編成したパーティーと限られたリソースで全7ステージのダンジョン攻略を目指す、戦略重視のノンフィールドRPGである。本作の舞台は、どんな願いも叶えられる秘宝が眠るという、大陸西端の森にある遺跡だ。本作では4人の英雄が、そんな噂を聞いて遺跡を訪れる。彼らは遺跡の研究者を名乗る女性・アリシアと遭遇し、彼女を案内役として遺跡を探索していくようだ。ストーリーでは彼女の目的や、秘宝の秘密などが描かれる。

本作でプレイヤーはパーティーを編成し、限られたリソースを活用してダンジョンを攻略していく。本作は、戦略重視のノンフィールドRPGと表現されている。動画を見る限りでは、ダンジョン内の探索に代わって次に挑む敵を選択。コマンドバトルによって決められた数の敵を撃破するとステージが進行する。

また本作では、各ステージに出現する敵の種類や報酬にランダム性はない。パーティーが全滅すると、ステージのクリア状況や装備などはすべてリセットされるという。本作では、出現する敵や報酬が決まった7ステージのダンジョンを、プレイヤーの戦略によって攻略していくわけだ。


ゲームプレイの開始時には、9人のキャラクターから4人パーティーを編成する。本作には 万能型のクレアや物理特化型のアルバート、回復型のベアトリスなど、能力の異なる9人のキャラクターが存在している。プレイヤーは好みや戦略にあわせて4人を選び、パーティーを編成するのだろう。

ダンジョン内はボス級の強さをもつ敵ばかりであるが、敵のステータス/行動パターンは事前に参照可能。初回プレイであっても、戦略次第で突破できるという。また戦闘後には、特殊な能力をもった装飾品が入手できる。MPの回復手段や装備品の強化資源は限られているため、リソースの使い所も重要になるようだ。


そのほか本作では、ゲームの進行方法によってルートが分岐する。3種類の分岐が存在しており、分岐によっては、強敵が出現することもあるそうだ。ゲーム全体のプレイ時間は15時間から25時間程度。1プレイの時間は1.5時間から3.5時間ほどとされている。全滅時には進行度と戦闘内容によって評価が提示されるため、初回プレイ時にはコマンドRPGバトル検定としても遊べるそうだ。

本作を手がけているのは、個人ゲームサークルのイチデスクだ。本作は、公式X(旧Twitter)アカウントを見る限りでは、少なくとも2021年頃から開発されてきたようだ。

『アストラルゲート』は4月12日に、PC(Steam/BOOTH/DLsite)向けにリリース予定。価格はSteam/BOOTHが960円、DLsiteが990円となっている。


なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。