オープンワールド・サバイバルホラー『Sons Of The Forest』絶好調スタート。人気すぎてストアページが一時落ちる

 

パブリッシャーのNewnight/デベロッパーのEndnight Gamesは2月24日、『Sons Of The Forest』を早期アクセスにて配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は3400円。ゲーム内は日本語表示に対応している。そんな本作は、発売早々大きな賑わいを見せているようだ。

『Sons Of The Forest』は、食人族との戦いを描くオープンワールド・サバイバルホラーゲーム。2014年に早期アクセス配信され、2018年に正式リリースされた『The Forest』の続編にあたる作品だ。主人公は行方不明になった富豪を捜索するため、孤島に訪れる。しかし、その島は食人族がはびこる恐怖の島であった。主人公は食人族を相手にしながら、クラフトなどを駆使して壮絶なサバイバルを繰り広げることとなる。なお今作では新たな建築システムや多彩な新武器などが登場。新鮮な気持ちで食人族たちとの新たな戦いに臨めるだろう。

そんな本作の滑り出しは絶好調なようだ。Steamの同時接続プレイヤー数はリリース直後、一気に20万人を超え、ピーク時は約26万人を記録(SteamDB)。発売直後には、Steamストアページにアクセスが集中。本作リリース時にあたる日本時間午前3時にはサーバーがダウンし、本作が購入できなくなるという一幕もあった。

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また本作はユーザーからの評価についても上々だ。発売から約8時間が経過した本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューは約6800件中90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。好評とするレビューを見ると、前作『The Forest』のファンたちによるレビューが多くを占めるほか、優れたグラフィックやサウンドによる没入感などが高い評価を得ている。ちなみに、本作においてプレイヤーに同行するNPCである“Kelvin”の少しおかしな挙動も海外掲示板Redditなどで人気を得ているようだ。


前作である『The Forest』は自由度の高いオープンワールドでのサバイバル要素や、その自由の中にある恐怖や緊張感、引き込まれる謎めいたストーリーなどが非常に高い評価を獲得していた。そうした人気を得ていた『The Forest』の続編として大きな期待が寄せられていた本作は、非常に好調なスタートを切っているわけだ。ちなみに本作は発売直前に、SteamDBにおけるもっともウィッシュリストに登録されているゲームのランキングにて1位に上り詰め、話題となっていた。ウィッシュリストがどれだけ売上につながるのかは不透明ながら、かなり大きな注目を集めていたといえるだろう。

なお本作は、当初の発売予定日である2022年5月より二度の延期を経たうえで、さらなる延期を避けるべく早期アクセスとして配信されることが決断された(関連記事)。早期アクセス配信期間としては6か月~8か月が予定されている。期間は変更の可能性もあるといい、開発元が可能な限り最高の状態に仕上げられたと確信したバージョンにて、正式リリースとなるそうだ。なお正式リリース時に価格を引き上げる予定はないとのことだ。

『Sons Of The Forest』はPC(Steam)向けに早期アクセスにて配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。