不眠の脳内ADV『Insomnia: Theater in the Head』がユーザー評価好評スタート。眠れず羊も踊り狂う、混沌たる脳内演劇

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Perfect Day Studioは12月16日、『Insomnia: Theater in the Head』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。特徴的なアートスタイルで不眠の脳内を描き出す本作は、Steamユーザーレビューにて高い評価を受けている。


『Insomnia: Theater in the Head』はポイント&クリック型の短編パズルADVゲームだ。主人公となるのは不眠症の女性。彼女の不眠の原因は、夜になると開かれる頭の中のショーだ。眠りをもたらすとされるはずの羊まで加わって繰り広げられる、けたたましい脳内演劇。迷惑極まりないショーを止めて、ぐっすり眠ることはできるのだろうか。

本作では画面内のさまざまなオブジェクトをクリックして、謎解きをおこなう。謎解きのヒントは左上のダイアログにて表示。電球で照らすようにして“不安定”な文章を解読し、クリックすべきものを探すのだ。

本作のグラフィックはかわいくも少し胡散臭い手描きのイラストにて構築されている。怪しい色使いで描かれ、けたたましい音が鳴り響く、不眠の脳内の表現が特徴的な作品となっている。



本作はSteamユーザーレビューにて発売から約4日間で269件のレビューを集め、うち98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。特徴的な手描きのアートスタイルが評価を受けている。さらに不安や興奮、過去の記憶を思い起こすといった、不眠の脳内の変遷を表現したゲーム展開も好評だ。

本作を手がけるのはPerfect Day Studio。同スタジオは今年2月25日に、1999年の中国が舞台のADVゲーム『A Perfect Day』をリリース。Steamユーザーレビューにて約1300件中85%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。子どもの目線から描かれるノスタルジックな物語のほか、手描きのアートスタイルなどが評価を受けた。

本作『Insomnia: Theater in the Head』には、『A Perfect Day』にてリードアーティストを務めたKeke氏が携わっているとのこと。同氏は本作のプロデューサーを務め、イラストも手がけているそうだ。好評を博す本作では、Keke氏の描き出す世界観が引き続きユーザーたちの心を掴んでいるのだろう。


なおスタジオ前作となる『A Perfect Day』の対応言語は現在中国語(簡体字)のみとなっているものの、将来のアップデートにて日本語・英語に対応予定だという。また日本語・英語版については、ベータテストも実施されるとのこと。テストは公式Discordにて今月~2023年1月の期間で実施されるそうだ。詳しくはこちらの公式発表を確認されたい。

『Insomnia: Theater in the Head』はPC(Steam)にて発売中。リリース記念セールとして、1月6日まで定価291円の20%オフとなる232円で発売されている。なお本作は英語を含む4つの言語に対応しているものの、日本語には対応していない。

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