協力対立FPS『Liars Race in Lost Ruins』Steamにて11月23日リリースへ。『超将棋』開発者が手がける、財宝を巡る遺跡探索

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Fortgsは10月26日、『Liars Race in Lost Ruins』のSteamストアページを公開した。PC(Steam)向けに、11月23日リリース予定となっている。


『Liars Race in Lost Ruins』は、財宝を巡って遺跡内で対立する協力対戦FPSである。本作の舞台は、高価な財宝が隠された謎の古代遺跡だ。プレイヤーはロボットを操作して、巨大な遺跡内を探索。プレイ毎に構造が変化する迷宮で財宝を集め、ゴールに辿り着くことがゲームの目的となる。ただし本作では、ゴールから脱出できるプレイヤーの数が限られている。ゴールから出られるのは、プレイヤー数が2人なら1人、最大の10人なら3人。脱出できる人数が限られているために、ゴールを巡った争いが繰り広げられるのだろう。


本作の特徴的なシステムとしては、同盟が存在している。本作における同盟は、ゲーム中に2人のプレイヤーが承諾すると発生するシステムだ。同盟中は、同盟相手のロボットへの攻撃はできず、同盟相手がゴールした時に報酬が山分けされる。また本作では、同盟を一方的に破棄できる。同盟を破棄しても、同盟を結んでいた相手には通知されず、破棄後は新たな同盟の結成も可能。一方、相手から同盟を破棄されていても、破棄していないプレイヤーの側では同盟が続いており、相手がゴールすれば報酬がしっかり山分けされるという。本作では、同盟を破棄して相手を背中から撃てても、報酬面では切り捨てられないわけだ。上手く利用すれば、複数のプレイヤーでの協力もできるかもしれない。

要素としては、本作では複数のロボットが登場。プレイヤーは素早いロボット、遅いが多数のアイテムを持てるロボット、戦闘特化のロボットから1つを選択して、迷宮を探索する。1つの迷宮には最大10人までが参加し、近くのロボットとはボイスチャットができる。また本作のオンライン対戦では、パスワードを使ったマッチングのみに対応。友人や知り合いなど、パスワードを共有できる相手との対戦が想定されているようだ。

本作を開発しているのは、国内の個人開発者T.Okawa氏。Fortgsは同氏の名義となる。過去作としては、2021年11月にSteamにて『超将棋』をリリースしている。同作では、将棋をベースに物理演算や駒を飛ばせるシステム、オンライン対戦機能などを搭載。プレイヤーの間では、駒台に王(玉)を避難させる3D駒台穴熊を含め、独自の戦術も生み出されており、ちょっとした盛り上がりを見せていた。なお『超将棋』は、Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で303件中89%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。

『Liars Race in Lost Ruins』は、PC(Steam)向けに11月23日リリース予定となっている。

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