スマホハッキングホラーADV『SIMULACRA 3』10月25日配信へ。かつて栄えた町で起こる、連続失踪事件と魔女の幽霊の噂

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パブリッシャーのNeon DoctrineおよびデベロッパーのKaigan Gamesは10月11日、『SIMULACRA 3』を10月25日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、日本語非対応。発表にあわせて、告知動画も公開されている。

『SIMULACRA 3』は、誰かの携帯端末を操作して事件を捜査する、ホラーアドベンチャーゲーム『SIMULACRA』シリーズの3作目である。本作の舞台は、ストーンクリークというかつて栄えていた町だ。現在ストーンクリークでは、町の住人が次々に姿を消す失踪事件が発生していた。警察の捜査は難航しており、犯人の足取りは未だ掴めていない。事件を恐れる町の住民の間では、現場に奇妙なシンボルが残されていることから、かつてストーンクリークに出没した魔女ベルダムの幽霊が事件を起こしているのではないかと噂されていた。

本作の主人公は、地方紙のインターンである。主人公は、ストーンクリークの敏腕記者ルビー・マイヤーズの元で、失踪事件の調査に協力。事件の手がかりを探す中で、恐怖と相対することになる。


主人公は、ルビー・マイヤーズが町を調査している間に、ポール・カスティロの携帯端末を調べていく。ポールは、町に住むソフトウェア開発者で、ルビーの情報源の1人でもあった。しかし彼自身も失踪してしまったために、残されていた携帯端末を唯一の手がかりとして調べることになるわけだ。本作でプレイヤーは、主人公の視点からポールの携帯端末を操作。メッセージアプリやメール、端末内に残された動画などから情報を辿り、事件を追いかけていく。要素としては、ビデオ通話に素早く対応する場面や、パズルなども登場。セキュリティシステムをハッキングし、町を調査しているルビーを危機から救うシーンも用意されているそうだ。


本作を開発しているKaigan Gamesは、マレーシアに拠点を置くインディーゲームデベロッパーだ。過去作としては、『SIMULACRA』シリーズやホラーADV『Sara Is Missing』など、誰かの携帯端末を操作するホラーADVゲームをリリースしてきた。2020年にリリースされた『SIMULACRA 2』のSteam版においては、記事執筆時点でユーザーレビュー1033件中88%以上の好評を得て、ステータス「非常に好評」を獲得している。また前作『SIMULACRA 2』においては日本語字幕に対応していたが、本作『SIMULACRA 3』においては発売時点では日本語に対応していないとのこと。発売後に検討されるそうなので、日本語の追加に期待したいところだ。

『SIMULACRA 3』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに10月25日配信開始予定だ。

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なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。