『ディアブロ II リザレクテッド』新大型アプデ配信。20年モノのバグなども修正へ

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Blizzard Entertainmentは4月15日、『ディアブロ II リザレクテッド』にてアップデートパッチ2.4を配信開始した。オリジナル版における大型アップデートから、実に10年以上を経ての新大型アップデートとなる。


『ディアブロ II リザレクテッド』は、2000年に発売された傑作アクションRPG『Diablo II』のリメイク作品だ。 グラフィックを現代向けに一新しつつ、オリジナル版の見た目を再現するモードも搭載。ゲームプレイとしても、オリジナル版に限りなく忠実な内容としつつ、リメイク作として遊びやすさを向上する機能なども盛り込んでいる。今回のパッチ2.4では、新コンテンツの追加やバランス調整など、『Diablo II』の歴史を受け継ぎつつさらなる進化をもたらす内容が盛り込まれている。パッチノートには多岐にわたる要素が含まれ、内容も長大となっている。本稿では、注目ポイントをピックアップしてお届けする。

まず、本パッチでは全キャラクタークラスになんらかのバランス調整が施されている。『Diablo II』においてキャラクター調整がおこなわれたのは2010年3月配信のパッチ1.13c以来となり、12年ぶりの性能変更実施だ。全体的な調整としては、キャストディレイの緩和がなされている。これは主に大技となるスキルに設定されており、キャストディレイをもつスキル同士は一定時間が経過しないと再発動できない仕組み。つまり、大技の連続発動を妨げるようなシステムだ。キャストディレイはゲーム内などでの表記がなく、一種の隠しパラメーター的存在でもあった。今回のパッチにより、キャストディレイは全体的に短縮ないしは削除され、ツールチップ(説明文)でも確認できるように変更された。大技をより気兼ねなく発動できるようになったわけだ。


続いて、傭兵システムについても変更がなされている。まず、かつての仕様では、低難易度で雇った傭兵の方が最終的にステータスが高くなるシステムとなっていた。つまり、高難易度で傭兵を雇うと弱くなってしまうため、雇用を避けられていた背景があったのだ。今回のパッチにより、そうしたシステムにメスが入り、高難易度で雇用してもデメリットがないように改善されたようだ。また、人気ある「砂漠の傭兵」については、難易度問わず全6種類のオーラを選択できるようになるなど、利便性も向上。ほかの傭兵たちについても性能底上げなどのテコ入れがなされている。

そして、いくつか気になる点があるのが仕様変更および不具合修正だ。まず、「二刀流の武器を使用中の攻撃速度の決定方法を変更しました」との記述がある。こちらについては、武器の攻撃速度計算の仕様を突いたバグ、通称「フレバグ」の修正と見られる。このフレバグは、一部ビルドでは長らく“愛用”されていた不具合であり、影響を受けるプレイヤーも多いかもしれない。


ほかには不具合修正として、「マナ吸収を持つユニーク・モンスターが意図したよりも多くのマナを吸収していた不具合を修正」との記述も。こちらは記述としては「マナ吸収」とされているものの、おそらくプレイヤーのマナにダメージを与える「Mana Burn(マナダメージ)」の修正と見られる。こちらは、敵近接攻撃に適用された際に異常に強力になるバグが長らく確認されていた。また、「難易度ナイトメアで、炎でエンチャントされたモンスターのダメージが大きすぎた不具合を修正」との項目もあり、これはオリジナル版から多くのプレイヤーを屠ってきた、よく知られるバグでもある。

それらのバグはオリジナル版発売後から約20年の長きにわたってプレイヤーを苦しませてきており、「もう仕方ない」とギミックの一種として諦観とともに受け入れられていた面もある。リメイクとして再出発するにあたって、そうした不具合にもしっかりとメスを入れていく意図もあるのだろう。今回のパッチではほかにも多数のコンテンツ追加や変更点が盛り込まれている。さらなる詳細は公式パッチノートを参照されたい。

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