『Among Us』の「フレンドリスト」は着々と開発中。フレンド申請やブロックなどが可能に


デベロッパーのInnerslothは3月2日、『Among Us』における開発状況の進捗をブログにて投稿した。今後実装される予定のフレンドリスト機能や、その他の動向について明かされている。 

Innerslothは1月17日、『Among Us』の2022年ロードマップを発表している(関連記事)。現在もそのスケジュールにのっとって開発を進めており、最優先事項としてフレンドリストの実装を進めているそうだ。同機能では、プレイヤーごとに独自のフレンドコードを発行可能。一緒に遊んだプレイヤー同士で、フレンドの申請を送受信できるようになる。フレンドになってからは、相手を自身のロビーに招待したり、最近一緒に遊んだフレンドを確認したりといった機能が利用できるそうだ。また、不適切なユーザーをブロックすることもできる。 

なお注意事項として、フレンドリストを実装するアップデートを配信する際には、一時的にアカウントのリンク機能を停止するそうだ。『Among Us』では、PC/モバイル/コンソールなどでのアカウントをまとめてリンクすることが可能。まだリンクしていない場合は、次回アップデートがくる前に済ませてしまったほうがよいだろう。自身のアカウント画面からアカウントのリンクをおこなうことができる。画面のアカウントタブが緑色の枠でハイライトされている場合はフルアカウントになっている証拠だ。 
 

 
なお、前回の告知時点では、フレンドリスト機能と同時にQoL向上の施策もおこなうと予告されていた。開発チームとしてはゲームフローのさまざまな面を改善したいと考えており、Cosmicubeやチャット、その他UXなどを改良したいとのこと。しかし、次回アップデートで実施できるタスクとしては、やや過分に見積もってしまっていたと告白。全プラットフォームでフレンドリストを正常に機能させるための作業量を考えると、現在は一つのことに集中する方がよいと判断したため、QoL向上のアップデートは次回以降に見送りとなるようだ。 

今後の予定としては、フレンドリストを実装後は一旦コンテンツの追加を休止予定。代わりにバグ修正を中心としたアップデートを続けるそうだ。スタジオとしては、ユーザーが楽しみにしているコンテンツを追加した方がいいとのプレッシャーも感じるものの、もっと不具合の修正にしっかり取り組みたいというのが正直な気持ちであると明かしている。最近はさらに多くのプログラマーを雇用しているため、バグ修正が従来より早くなる見通しだそうだ。そして、さらにそののちの展開としては、以前から告知されていた「かくれんぼ」実装の可能性が示唆された。 
 

 
『Among Us』は現在、PC(Steam/Epic Gamesストア/Humble Bundle/Microsoft Store)/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Android向けに配信中。Xbox Game Passにも提供されている。 公式ブログはこちらで確認可能だ。