『FF7』ティファ・エアリスについて「バットマン」俳優が突然熱く語りだし周囲困惑。若かりし頃、ロバート・パティンソンの恋

俳優であるロバート・パティンソン氏が、『FF7』について熱弁を振るい周囲を圧倒してしまったという。同氏は『FF7』のヒロインに思い入れがあるようだ。

俳優であるロバート・パティンソン氏が、あるゲームについて熱弁を振るい周囲を圧倒してしまったようだ。そのゲームとは、『ファイナルファンタジー VII』(以下、FF7)である。パティンソン氏は、同作に登場する2人のヒロイン・エアリスとティファに並々ならぬ思い入れがあるようだ。 

パティンソン氏は、イギリス生まれの俳優。2005年、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のセドリック・ディゴリー役として出演し、注目を集めた。2020年には、クリストファー・ノーラン監督のアクション大作「TENET テネット」に出演。そして直近では、今月公開予定のマット・リーヴス監督による「THE BATMAN-ザ・バットマン-」にて、主役のブルース・ウェイン/バットマン役を演じている。 

今回パティンソン氏は、フランスのライブ・オンデマンドチャンネルmyCANALにおける番組Clique Xに出演。ホスト役のモウラウド・アシュール氏に迎えられ、「THE BATMAN-ザ・バットマン-」における共演者ゾーイ・クラヴィッツ氏とともに顔を並べた。インタビューを受けるなかで、パティンソン氏の弁舌は『FF7』の話題に及んでいる。 
 

 
パティンソン氏は1986年生まれ。1997年に『FF7』が発売された折には、12歳の少年であった。パティンソン氏は当時、2人のヒロイン、エアリスとティファの双方に「恋に落ちていた」といい、三角関係に悩んでいたという。 

パティンソン氏は、翻訳のバージョンによって「エアリス」の綴りが異なるといったマニアックな情報にも触れつつ、熱弁を継続。エアリスはスーパーパワーをもった非常に優しい女の子で、誰もを癒やし、世界をよりよい場所に変える力があると説明した。一方、ティファについては、セクシーで小柄な女性であり、短いスカートを履いた泥棒のような女の子と描写している。またパティンソン氏はゲーム内の展開についても熱く語り、エアリスが殺害される件に触れて、「男はみんなこうして愛とは何かを学んでいくんです」と締めくくった。 

一方で、同席していたクラヴィッツ氏はやや困惑気味。そもそも彼女は『FF7』について詳しく知らない。そしてパティンソン氏の解説を聞くにつけ、エアリスについては「みんなを癒やさなくちゃいけないなんて、女の子は気の毒」とぽつり。そしてヒロインの選択肢が「みんなを癒やす女の子」か「短いスカートの女の子」の2択であることを笑い飛ばし、「これは世界の問題ですね」とコメントした。『FF7』に登場する女性像は、クラヴィッツ氏にはあまり響かなかったようである。パティンソン氏の語りに熱がこもる一方、クラヴィッツ氏の若干引き気味のリアクションがコントラストをなす、シュールな一幕であった。 
 

 

『ファイナルファンタジーVII リメイク』

 
今回のインタビューでは、パティンソン氏の『FF7』愛が炸裂した。同氏は海外メディアGameSpotのインタビューでもお気に入りのゲームが『FF7』であることを明かしており、エアリスの死亡シーンでは泣いてしまったとコメント。初恋であったと語っている。今回のインタビューでも、そうした思い出がよみがえり熱い語りを披露するに至ったのだろう。 

なお『ファイナルファンタジーVII リメイク』においては、エアリスは単なる癒やし系のヒロインではなく、時に小悪魔的にプレイヤーをかき回す。ティファについても、気丈さと繊細さの両面が描写されている。両ヒロインの内面が深く掘り下げられており、「記号的な女性」にはなっていないので、フォローを入れておきたい。 

ちなみに現在、『ファイナルファンタジー VII』Nintendo Switch版は50%のセール中。3月16日まで917円で入手できるため、こちらで三角関係に悩んでみるのもいいだろう。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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