ゲームメディア「GAMEクロス」3月末で更新停止へ。力の入ったコンテンツで読者を楽しませたeスポーツ誌

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朝日新聞社は2月28日、国内ゲームメディア「GAMEクロス」について、今年3月末をもってサイト更新停止すると発表した。2020年3月25日の創刊より、約2年間の歴史に幕を引くことになる。

GAMEクロスは、朝日新聞社が運営するウェブメディアだ。同誌は「eスポーツを愛する人たちの交差点に」をスローガンとしていた。『VAROLANT』『Apex Legends』などのFPSゲームや、MOBA系ゲーム『League of Legends』のプロ選手によるコラム・指南記事などが数多く掲載されていた。また、TwitterなどSNS上で人気を博す漫画家・イラストレーターなどによる漫画の連載も、目玉コンテンツのひとつだった。

GAMEクロスの発表によれば、同誌は3月31日をもって新規コンテンツの配信を停止する。現在掲載されているコンテンツの取り扱いについては未定で、決定し次第追って告知するとのことだ。同誌編集部は、読者たちへの感謝の言葉をもって、発表を締めくくっている。また、同誌Twitterアカウントの発表投稿には、eスポーツキャスターのともぞう氏や、eスポーツチームDetonatioN Gamingなどが惜別の声を寄せている。


なお、GAMEクロスの前身となったのは、2017年創刊のeスポーツメディア「SHIBUYA GAME」だ。同誌についても、プロゲーマーが数多く寄稿し、インタビューや取材記事などのコンテンツが支持を集めていた。しかし、2019年9月20日をもってSHIBUYA GAMEは更新停止、同年末をもって閉鎖となっている。元メンバーが集まりGAMEクロスが立ち上げられたが、ふたたびの閉鎖となった。

SHIBUYA GAME元編集長およびGAMEクロス共同編集長として携わった倉田健志氏が、SNS上で「サイトとしては順調に成長していたと思うのですが」としつつ、悔しさをにじませている。Webサイト規模計測サイトSimilarWeb調べでは、GAMEクロスの直近の月間PVは500万ほど。この数字は正確性を欠いているものの、規模感をはかるにはひとつの指標になる。GAMEクロスがメディアとして成長していたのは間違いないだろう。

国内大手eスポーツメディアの更新停止は、愛読者にとって悲しい知らせだろう。ウェブメディアの多様性の観点からも、損失であるといえる。約2年間で蓄積された多数コンテンツの行方も気になるところだ。

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