「ONE PIECE」新作ゲーム開発にむけたコンテスト結果発表。ローグライトなリズムRPG『クンフージュゴン ユニゾン大行進』が大賞

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集英社ゲームクリエイターズCAMPは1月25日、コンテスト「連載1000話連動企画ONE PIECE GAME賞」の結果を発表した。扇Worksが応募した『クンフージュゴン ユニゾン大行進』が、大賞を受賞。同チームには、賞金200万円に加えて開発費が最大2000万円支給され、スマートフォン向けカジュアルゲームとして開発が進められるようだ。


集英社ゲームクリエイターズCAMPは、国内の出版社である集英社が運営する、クリエイターの発掘・支援プロジェクト。「連載1000話連動企画ONE PIECE GAME賞」は、週刊少年ジャンプにおけるマンガ「ONE PIECE」の連載1000話到達を記念して、集英社ゲームクリエイターズCAMPで開催されたゲームコンテストだ。募集期間は、2021年4月20日から2021年7月31日まで。「ONE PIECE」をテーマにしたモバイル向けカジュアルゲームの企画を対象に、募集がおこなわれていた。


今回の発表では、同コンテストの結果が発表された。大賞受賞作の『クンフージュゴン ユニゾン大行進』は、扇Worksが企画している、ローグライト風縦スクロールリズムRPGだ。メインキャラクターのクンフージュゴンは、アラバスタに生息し、負けた相手に弟子入りする習性を持つ武闘派アニマル。かつて麦わらの一味の船長ルフィと勝負し、弟子入りしていたキャラクターである。

本作におけるクンフージュゴンは、カンフーの型稽古のリズムにあわせて、ランダム生成されるステージをタイミングよく移動していく。ステージ上には、アイテムや敵が配置されており、敵と接触するとバトルが発生。バトルでは、手に入れたアイテムからランダム選出される行動を選んで戦い、体力が0にならないよう立ち回るようだ。また本作には、手作り感のあるグラフィックを採用したという。愛らしいクンフージュゴンの仲間は、ステージの進行にあわせてどんどん増えていくそうだ。本作を企画している扇ワークスは、3名のクリエイターによるチーム。ボードゲーム『羅生門』などを制作してきた中森ヨウ氏と、元Onion Gamesで現在タストαに所属する大久保タクマ氏と池田トム氏の3名で構成されているようだ。


そのほか受賞作品としては、優秀賞が発表された。実際にジャンプして縄跳びバトルをする『ゴムゴムのバウンドバトル』や、自動生成マップでバトルロイヤルを繰り広げる見下ろし2Dアクション『ワンピースの超不思議島』など、4作品には10万円が贈られるそうだ。

各賞の詳細などについては、集英社ゲームクリエイターズCAMPの公式サイトで公開中だ。




※ The English version of this article is available here

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