『パズルボブル』久々の家庭用ゲーム機向けの2D新作が発表。ひとりでもみんなでも楽しめるゲームとして制作へ

タイトーは12月17日、『パズルボブル』シリーズの家庭用ゲーム機向け新作の開発を開始したと発表した。あわせて、開発を告知する映像も公開されている。

タイトーは12月17日、『パズルボブル』シリーズの家庭用ゲーム機向け新作の開発を開始したと発表した。あわせて、開発を告知する映像も公開されている。


『パズルボブル』は、人気パズルゲームシリーズだ。フィールド上部から迫ってくるさまざまな色のバブル(泡)に対し、フィールド最下段からバブルを発射。同じ色のバブルを3つ以上くっつけて消していくという2Dパズルゲームである。

同シリーズについては、モバイル作品やVRゲームなどを含め、20以上の作品がリリースされている。またシリーズの主人公で、あわはきドラゴンのバブルンがVTuberとして活躍するYouTubeチャンネル「バブルンちゃんねる」が開設されていた。同チャンネルでは『パズルボブル』シリーズだけでなく、セガにおもむき『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』のセガマスターシステムになぜ『パズルボブル』が収録されていないのか問い詰めたり、同作の実況をプレイするなど、幅広い活躍を見せている。

そしてこのたびは、『パズルボブル』の新作開発を告知する場所として利用されている。バブルンは、シリーズディレクターの戸崎剛志氏に構ってほしいと懇願。しかしむげにされたことで、バブルンは戸崎氏の尾行を始めた。しかし尾行がバレてしまい、結果的に戸崎氏とレベルデザイナーの伊与政氏が自ら、『パズルボブル』の最新作開発が始まったと告知した。


あわせて、新作のゲーム画面が一枚公開された。バブルンだけでなく、ボブルンやクルルン、コロロンが並んでいる。見たところ、4人で遊べるようなシステムだ。詳しいことは語られなかったものの、バブルシューター系パズルゲームの元祖として、シンプルなゲーム性を活かし、誰でもプレイできるようにするのはもちろんのこと、友達と家族とワイワイ楽しめるような、新しい『パズルボブル』にしていくつもりだと、戸崎氏は語った。一人でも多人数でも楽しいゲームにしていきたいとのこと。開発はまだ始まったばかりということで、発売時期などはまだ明かされなかった。


『バブルボブル』シリーズについては、昨年に『バブルボブル 4 フレンズ』が発売された。『パズルボブル』シリーズは、モバイルや3DによるVR向けの作品 などはリリースされてきたが、家庭用ゲーム機向けの2D新作はかなりご無沙汰。タイトーが内製で開発する点も注目どころだろう。どのような作品になるのか、期待を寄せたい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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