高評価ローグライクゲーム『ビビッドナイト』iOS/Android向けに配信決定。宝石となった民を集めてパーティービルド、ダンジョン最奥を目指せ

 

アソビズムは11月6日、本日放送中の情報番組「INDIE Live Expo Winter 2021」にて、『ビビッドナイト』をiOS/Android向けに配信すると発表した。本作は、2021年5月よりPC(Steam)向けに配信中の作品。1000件以上寄せられたSteamストアのユーザーレビューは92%が好評と、高い評価を獲得している。
 

 
『ビビッドナイト』は、マップ構造がランダムに生成されるダンジョンに潜り、最奥に待ち受けるボス討伐を目指すパーティー構築型ローグライクゲームだ。主人公はおてんばな王女の「輝石姫アメリ」。アメリは、黒の魔女によって宝石にされてしまった王や民を救出すべく、モンスターが巣食う地下迷宮の奥へと進んでいく。

本作におけるダンジョン探索の特徴となるのが、パーティービルドシステムだ。プレイヤーとなるアメリは、直接モンスターと戦うわけではない。ダンジョンにて宝石にされてしまった民たちをユニットとしてランダムに獲得していき、最大6体のパーティーを編成。騎士や王国兵、はたまた執事長や囚人といった個性的な仲間を集め、それぞれの能力を駆使してモンスターと戦っていくのだ。
 

 
戦闘はターン制になっており、各ユニットは指示を与えなくとも自動的にテンポよく攻撃してくれる。ユニットごとにボイスやモーションが異なり、キュートなビジュアルのキャラクターが賑やかに動く戦闘アニメーションも見所だ。なおアメリ自体は戦闘中に、ダンジョン内でランダムに入手する「ジェム」を使用することができ、戦局に応じて攻撃や補助といったサポートがおこなえる。

そしてダンジョン攻略の鍵となるのが「シンボルアビリティ」だ。それぞれのユニットは、「カラー」や「マーク」といった属性を持っている。パーティー編成時に同じカラーのユニットを揃えたり、特定のマークのユニットを揃えたりすることでシンボルアビリティが発動。アビリティを発動させることで、ユニット行動時に固定ダメージを付与したり、確率で行動不能にする麻痺を発動したりといったさまざまなメリットが得られる。挑戦の度に組み合わせが変わる手持ちのユニットと、さまざまなシンボルアビリティとのシナジーを新たに閃くことで、ダンジョンのさらに下層へと進んでいけることだろう。
 

 
本作を開発するアソビズムは、東京にゲーム事業の拠点を置く開発会社。これまでにスマートフォン向け作品である『城とドラゴン』や『ドラゴンポーカー』の運営・開発をおこなってきた。Steam向けには本作が初タイトルとなっており、これまでの作品で培ったキュートなビジュアルのアニメーションや、ランダムにアイテムが提供される “ガチャ”のような要素も取り入れられている。新たにスマートフォン向けにも展開されることで、より気軽に本作をプレイできる環境が整いそうだ。

『ビビッドナイト』はiOS/Android向けに配信予定。現在Steam向けにも税込1520円で配信中だ。