『フライングパワーディスク2』PS5/PS4版発表。Steam版と共に、8月11日からオープンベータテストを実施へ


パブリッシャー/デベロッパーのDotemuは8月10日、『Windjammers 2(フライングパワーディスク2)』のPlayStation 5/PlayStation 4版を発表した。本作は、PC/Nintendo Switch版がすでに発表済みで、対応プラットフォームをさらに追加したかたちだ。また日本時間8月11日22時から、PC(Steam)/PS5/PS4にてオープンベータテストを実施することも今回明らかにしている。

本作は、データイーストがNEOGEO向けに1994年にリリースした対戦スポーツゲーム『フライングパワーディスク』の正式な続編だ。Dotemuは、権利元からライセンスを受けて開発中。2017年には、前作の移植版も手がけている。


『フライングパワーディスク』シリーズは、コート内でフライングディスクを投げ合う対戦スポーツゲームだ。フライングディスクは、エアホッケーのように壁に反射するように跳ね返ることが特徴で、相手プレイヤーの背後にあるゴールにフライングディスクを投げ込めば得点獲得。規定得点に先に到達した方が勝利だ。キャラクターによって俊敏性やパワーが異なり、またトリッキーな軌道を描く独自の強力な必殺シュートをもっている。さまざまなテクニックが存在し、競技性の高いゲームである。

続編となる『Windjammers 2』では、前作から参戦するキャラクターに加え、新規キャラクターも登場。これまでには、フランス人のSophie De Lysや、カナダ人のMax Hurricane、ブラジル人のJao Raposaが発表されており、今後さらに追加されるとのこと。そして、前作にはなかった新たなゲームシステムも用意されている。そのひとつはスラップショットだ。フライングディスクをキャッチすることなく弾き返す技であり、相手の意表を突くことができる。

また、上のトレイラーでは紹介されていないが、上空にトスしたフライングディスクをジャンプしてキャッチしてそのままショットできたり、ゲージを溜めて1ボタンで強力な必殺シュートを投げられるEXムーブといった新技も、これまでには披露されていた。このほか、4:3画面だった前作から、現代の16:9画面に合わせて拡張された新コートによっても、プレイ中の立ち回りに変化が現れることだろう。


今回発表されたオープンベータテストでは、前作からの参戦キャラクターであるSteve MillerとGary Scott、Loris Biaggi、そして新キャラクターのSophie De Lysが使用可能。4種類のステージでの、オンラインランクマッチがプレイ可能だ。新ステージのRooftopも体験でき、対戦結果はオンラインランキングに反映される。なお、PS5/PS4版のプレイヤーはお互いに対戦可能だが、Steam版とのクロスプレイは今回は対応しない。

『Windjammers 2(フライングパワーディスク2)』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Nintendo Switch向けに発売予定。発売時期は未定である。そしてオープンベータテストは、日本時間8月11日22時から8月22日にかけて、PC(Steam)/PS5/PS4にて実施される。PS5/PS4版については日本でも実施されるのかは不明だが、Dotemu作品は日本でもリリースされることが多いため期待したい。