サイバーパンク×魔法なRPG『Shadowrun Trilogy』GOG.comにて無料配布中。エルフやオークが棲まう近未来都市で傭兵稼業

 

PCゲーム販売プラットフォームGOG.comにて6月25日より、『Shadowrun Trilogy』が無料配布が開始された。期間は日本時間で6月28日22時まで。『Shadowrun』シリーズは、TRPG「Shadowrun」の世界観を基にHarebrained Schemesが制作したターン制RPGシリーズだ。トリロジーには、『Shadowrun Returns』『Shadowrun: Dragonfall – Director’s Cut』『Shadowrun: Hong Kong – Extended Edition』の三作品が収録されている。 

『Shadowrun Returns』における舞台は、2054年の近未来。魔法が蘇り、世界には神話や伝説のクリーチャーが跋扈している。一方でテクノロジーの進歩も著しく、肉体と意識を統合する技術が発展。エルフ、トロール、オーク、ドワーフが人間に混ざって歩き、社会では苛烈な企業がしのぎを削っている。プレイヤーは社会の周縁に生きる傭兵「シャドウランナー」として、おのれの力と直感を頼りに生き抜いていくのだ。暗いスラムから巨大企業がひしめく都市までを探索し、プレイヤーはシアトルの街にて謎の殺人鬼の足跡をたどることとなる。 
 

 
『Shadowrun: Dragonfall – Director’s Cut』は、『Shadowrun Returns』向け拡張パックのスタンドアロン版だ。5つの新たなミッションや新規エンディング、書き下ろし楽曲を収録。またインターフェースが再デザインされたほか、チームカスタマイズオプションが追加され、戦闘システムも刷新されている。 
 

 
『Shadowrun: Hong Kong – Extended Edition』は、舞台を2058年の香港に移した作品だ。主人公は姿を消した養父についての調査をおこなう。硬派な世界観に加え、東洋風のエッセンスも織り交ぜられた独特の景観でストーリーが展開するのが特徴だ。オリジナル版の『Shadowrun: Hong Kong』に加え、6時間分におよぶボーナスキャンペーンを収録。特典としてゲームへのオーディオコメンタリーが収録されるほか、ビジュアルエフェクトや会話内容がアップデートされ、より洗練された内容に。そして大きな特徴として、独自のレベルエディターを搭載。プレイヤーが自身でキャンペーンを作り、シェアする機能が実装されている。 
 

 
『Shadowrun Trilogy』はGOG.comにて無料配信中。期間は日本時間で6月28日22時までとなっている。GOG.comにアカウント登録・ログインしてダウンロードすれば、期間終了後もプレイすることが可能だ。