サバイバルホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』発表&いきなり配信開始。『S.T.A.L.K.E.R.』初期三部作の日本語対応コンソール移植版
デベロッパーのGSC Game Worldは3月7日、サバイバルホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』を発表した。対応プラットフォームはPS4/Xbox Oneで、本日3月7日より配信開始されている。価格はPS4版が5940円、Xbox One版が5980円。また、収録3作品は各2860円(いずれも税込)にて個別に購入可能。
『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』は、サバイバルホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R. Shadow Of Chernobly』『S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky』『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』の三部作の移植版だ。オリジナル版以来コンソール向けの展開は今回が初であり、ストアページによると日本語対応もおこなわれているようだ。
本シリーズの世界では、1986年にチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所にて爆発事故が起こったのち、2006年に謎の大爆発が発生。周囲30平方kmが核に汚染され、突然変異によるモンスターが生息するゾーンと呼ばれる危険地帯が生まれている。1作目『S.T.A.L.K.E.R. Shadow Of Chernobly』では2012年の世界にて、報酬目当てに危険を承知でゾーンに足を踏み入れるストーカーとしてサバイバルをおこなうことになる。
また、2作目『S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky』では前日譚としてチョルノービリのさらなる最深部が描かれ、3作目『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』においてはプリピャチ地域へと舞台を移し、1作目のその後の物語が展開。各作品では、現地を取材して再現されたマップや、「A-Life」と呼ばれるNPCやイベントのシミュレーションシステム、多彩な装備および資源アイテムを管理する要素などが特徴となっている。
今回の移植においては、ゲームコントローラーでの操作に新たに対応。武器選択ホイールの実装や、照準システム、メニュー内のナビゲーションの調整もおこなわれている。またXbox Wireによると、年内にはXbox Series X|S向けの最適化が実施され、ビジュアルの強化などがおこなわれるという。さらに、mod.ioを通じたModサポートも導入されるそうだ。おそらくPS向けも同様の対応となるだろう。
『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』は、PS4/Xbox One向けに配信中だ。また国内の一部小売店では、本作のPS4向けパッケージ版が、6月27日発売予定として予約受付が開始されている。価格は6578円。このほか、シリーズ最新作『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、PC/Xbox Series X|S向けに9月6日発売予定となっている。同作はXbox/PC Game Pass向けにも提供予定。
【UPDATE 2024/3/7 17:00】
セガは3月7日、『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』のPS4向けパッケージ版を6月27日に発売すると正式に発表した。価格は6578円(税込)。セガは、GSC Game Worldと日本市場向け新作タイトルに関するサブパブリッシング契約を締結しており、本作の製造・販売を担当する。