オープンワールドFPS『Redfall』発表。吸血鬼から街を取り戻す、『Dishonored』開発元によるCo-op対応の新作

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Bethesda Softworksは6月14日、オープンワールドFPS『Redfall』を発表した。対応プラットフォームはPCおよびXbox Series X|Sを予定。Xbox Game Pass向けにも提供される。2022年夏に発売予定だ。


『Redfall』はCo-op対応のオープンワールドFPSだ。開発は『Prey』や『Dishonored』シリーズのArkane Studiosが担当する。ソロまたは最大4人でチームを組んでプレイが可能。舞台となるRedfall(レッドフォール)の街は、ヴァンパイアの軍団に支配されてしまった。プレイヤーは、個性豊かで型破りなキャラクターを操り、人々がヴァンパイアに変異した原因を突き止める。

本作はオープンワールドのFPSとして開発されている。舞台となるレッドフォールは、アメリカの孤島にある絵に描いたような田舎だ。趣のある通りや、そよ風の吹く遊歩道があり、そして愛想のいい隣人たちが出迎えてくれる街。しかしヴァンパイアが出現したことで、すべてが変わる。日食が発生して太陽は隠されてしまう。そして街の住人たちはヴァンパイアの手下にされるか、でなければ食料にされてしまったのだ。


この危機に立ち向かうのは、一筋縄ではいかない4人のヒーローたち。彼らはそれぞれユニークなアビリティと、特殊な武器を持っている。トレイラーでは独自の武器を使用してヴァンパイアやその眷属を倒す様子が確認できる。また超能力を使用するキャラクターもいるようで、宙を舞ったり、姿を消したりすることも可能。ヒーローはバックストーリーをもっており、レッドフォールにやってきた理由や、戦うべき理由がそれぞれに設定されている。ゲームのキャンペーンではヴァンパイアの軍団と戦うだけでなく、4人のキャラクターも掘り下げられていくようだ。

デヴィンダー・クラウスレイはインターネットで有名な超常現象の研究家、そしてアマチュアの未確認生物学者、野心的な発明家だ。お手製の武器を手に取り、街で一体何が起きているのか、その真実を解き明かすことを使命としている。

レミ・デラロサは優秀なコンバット・エンジニアだ。彼女は海軍のエリート救助部隊として紛争地帯の前線で人生を送ってきた。優秀なその頭脳を、愛する者や世界中で助けを必要とする人を守るために使ってきたのだ。ロボットの仲間であるBribónの助けを借り、レッドフォールの街の生存者を助けることを決意する。

レイラ・エリソンは医用生体工学をレッドフォール工科大学で学び、イーバム薬品研究施設に入社した。しかし何か大変な事故がそこで起きてしまったようだ。その後の記憶はすべてがぼんやりとしているという。最後に覚えているのは、ひどい頭痛と強力なテレキネシスをもって目覚めたことだけだ。

ジェイコブは元軍人の狙撃兵で、日食が起きる前に傭兵としてレッドフォールへ送り込まれた人物だ。小隊と分断されてしまい、今はレッドフォールの街をうろつき、物陰から超人的な精密射撃で敵を葬っている。レッドフォールで起きた奇妙な事件が原因で、彼はヴァンパイアの目と、肩にとまる怪しいカラスを手に入れたようだ。


『Redfall』は、『Dishonored』や『Prey』を開発したArkane Studiosらしさが感じられるゲームになるようだ。Arkane AustinスタジオのDNAと深く没入感のあるストーリーを、変化し続けるオープンワールド形式のゲームへと持ち込んだとのこと。本作の世界は、プレイヤーの選択や行動に応じて変化してゆく。島を探索することで新しい装備を発見し、プレイヤーのプレイスタイルに合わせてキャラクターの能力をアップグレード可能。独特な世界観とゲームシステムが融合したシューターになりそうだ。『Redfall』は2022年夏に発売予定。対応プラットフォームはPCおよびXbox Series X|Sを予定している。

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