『ディビジョン』シリーズ最新作『Tom Clancy’s The Division Heartland』PC/コンソール向けに発表。2022年までに基本プレイ無料でリリースへ

 

Ubisoftは5月7日、『The Division(ディビジョン)』シリーズのさらなる展開について発表した。

『ディビジョン』は、Ubisoft傘下のMassive Entertainmentが手がけるマルチプレイオンラインRPGシリーズ。2016年発売の第1作目は、パンデミックによって荒廃したオープンワールドのニューヨークを舞台に、プレイヤーは自律部隊ディビジョンのエージェントとして、地域の秩序を取り戻すため戦った。そして2019年発売の続編『ディビジョン2』では舞台をワシントンD.C.に移し、さまざまな敵勢力の脅威に立ち向かう。シリーズの総プレイヤー数は4000万人を超えており、Ubisoftはこのシリーズの世界観をもつさらなるゲームや、他メディアに展開していく計画だという。

今回発表された新作ゲームは『Tom Clancy’s The Division Heartland』だ。ゲームの詳細はまだ明らかにされていないが、『ディビジョン』の世界観にまったく新しい視点をもたらす、これまでとは異なる舞台を用意するとのこと。また、これまでのシリーズ作品を経験していないプレイヤーも楽しめるスタンドアロン作品になるとしている。

開発を担当するのは、Ubisoft傘下のRed Storm Entertainment。同スタジオはこれまでに『レインボーシックス』や『ゴーストリコン』『ファークライ』などのシリーズ作品に加え、『ディビジョン2』においても開発サポートを担当してきた。Ubisoftは、このプロジェクトに最適なスタジオだろうとコメントしている。本作はPC/コンソール/クラウドサービス向けに、基本プレイ無料にて2021年から2022年の間にリリース予定。

なお時期は未定ながら、『Tom Clancy’s The Division Heartland』は早期プレイテストが実施予定となっており、事前登録を受け付け中だ。こちらの特設サイトにてUbisoftアカウントにログインし、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneのいずれかの希望プラットフォームを登録すると、テストへのアクセスが案内される予定となっている。興味のある方はぜひ登録しておこう。


今回このほか、『ディビジョン』シリーズとして初めてのモバイルゲームを開発中であることも明らかに。同シリーズの世界観を、より幅広い人々に紹介する作品になるという。同作の詳細については今後発表される。また、シリーズ1作目を元にしたNetflixによる映像作品や、オリジナル小説が製作中であることも報告されている。