美少女ホラーサバイバルADV『廃深』Nintendo Switch向けに4月15日発売へ。女性配信者たちが、廃墟探索中に恐怖と出会う

 

国内のゲームブランドqureateは3月18日、『廃深』を4月15日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は2280円となっている。CEROレーティングはD。

『廃深』は、女性配信者たちが廃墟探索中に恐怖に遭遇する2Dサバイバルホラーアドベンチャーゲームである。本作のメインキャラクターは、動画配信グループ「ななチャンネル」のメンバーとして活動する女性配信者3名。ななチャンネルの3人は、チャンネルの新しいネタを撮影するべく、廃墟「ホテル イザナミ」へと訪れる。ホテル イザナミは、地元では心霊スポットとして有名ではあるものの、怪現象や呪いといった大きな噂話があるわけではなく、それらしい映像が撮れるだけのはずだった。しかし、撮影中に血まみれのナタを手にした着ぐるみが現れ、3人へと襲いかかる。廃墟ホテルに閉じ込められた3人は、さまざまな危機に直面する中、脱出を目指して探索を進めることになる。


廃墟ホテルの中では、謎の着ぐるみが容赦なく襲いかかり、ナタの斬撃にあたると即死してしまう。そのため、ななチャンネルの3人は、着ぐるみと遭遇した際には物陰に身を隠し、着ぐるみから逃れながら廃墟ホテルを進んでいく。廃墟ホテル内では、ホテルの部屋の鍵や謎のハサミ、業務日誌など、先へ進むためのアイテムやヒントが落ちている。アイテムを集めていくことで、暗証番号の必要な扉や金庫といった、ホテル内のさまざまな仕掛けが突破できるそうだ。

また探索中には、排水溝から大量の髪の毛が伸びてきたり、巨大な棚が倒れてきたりといったイベントも発生。イベントの際には、配信のコメントを使って指示を出して仲間を助ける、配信者らしいシチュエーションも用意されているそうだ。


本作をリリース予定のqureateは「萌えを世界に発信する」という国内のゲームブランドだ。異世界からやってきた女騎士と同棲するADV『くっころでいず』や、お姫様脱出ADV『プリズンプリンセス』など、女性キャラクターがメインの作品をこれまでにリリース。また、半数以上のタイトルにおいては、全年齢向け以外に年齢制限版やSteam版用のパッチも配信されてきた。

本作は、Nintendo Switch版のみが発表されているが、公式サイトによるとなぜか廃墟を探索中の女性配信者たちにタッチできるそうだ。なお、本作にはかつてディースリー・パブリッシャーで『オメガラビリンス』や『バレットガールズ』を手がけた臼田裕次郎氏が企画原案およびプロデューサーを担当している。現在は流浪のゲームプロデューサーを自称し、qureateの多くの美少女ゲームにも関わってきた同氏による本格派 のホラーアドベンチャーゲームを楽しみにしておこう。


廃深』はNintendo Switch向けに、税込2280円で4月15日発売予定となっている。