都市建設シム『The Architect: Paris』2月26日に早期アクセス配信へ。精巧に再現されたパリの街を、自由に作り変えて楽しむ


デベロッパーのEnodo Gamesは2月5日、都市建設シミュレーションゲーム『The Architect: Paris』の早期アクセス販売を、2月に開始すると発表した。Steamのストアページでは、配信日として2月26日と掲載されている。
 

 
『The Architect: Paris』は、フランスの首都パリの街を自由に構築できるシミュレーションゲームだ。まず本作では、実際のパリの街並みを再現したマップが用意される。上のトレイラーの前半では、エッフェル塔やパンテオン、ブルボン宮殿、パリ植物園、旧パリ第6大学などの有名なランドマークを紹介。こうした目立つ建物以外もかなり細かく再現していることがうかがえ、また人が歩いており、セーヌ川には船も確認できる。プレイヤーは、好きな時間や天気を設定してパリの街を堪能できるという。

そして本作では、この精巧に再現されたパリをベースにして、自分なりの街に変えていくことが可能なのだ。トレイラーでは、セーヌ川にあるサン=ルイ島のランベール館をまったく別の建物に置き換え、さらにどんどん街を改変。古い街並みの中に、未来的で奇抜なビルを建てていく様子も見られる。
 

 

 
街のカスタマイズには、いくつかのツールが用意される。まずStrategic Mapでは、プレイヤーが作成したプロジェクトおよび街区ごとのランドマークなどの情報を確認可能。また、たとえば巨大な公園を造成するために、任意の街区を削除するなどの編集もできるという。

それからDrawing Boardにて、建物のデザインを選んで街区に配置していく。ここでは、建物の高さや屋根の形、素材などの見た目もカスタマイズでき、本作のゲームプレイの中心になるツールとのこと。また、Plot Editorを利用すれば、街区の形を作り直すこともできる。実際のパリの街区をそのまま利用して建物だけを置き換えるもよし、自分なりの都市計画を遂行するもよしである。こうしたツールは簡単に利用できるそうだ。
 

 
早期アクセス開始時には、ルーヴル地区周辺のマップが用意され、上に紹介した各種ツールや、街を自由に閲覧できるCity Viewも利用可能。そしてコミュニティからのフィードバックを得ながら開発を進める中で、地区の拡大や、建物のデザインの種類およびデザイン作成機能の拡充、フォトモードの追加、Mod対応などをおこなうとのこと。作成した地区の共有機能への対応も予定されている。

『The Architect: Paris』は、PC(Steam)向けに2月26日に早期アクセス配信予定だ。計画では、今年9月いっぱいまでは早期アクセスを続け、正式リリース時には価格を引き上げる可能性があるとのことである。