『サイバーパンク2077』ホットフィックス1.11配信開始。タケムラ無言電話バグ修正、ドロップアイテム厳選も復活

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CD PROJEKT REDは1月28日、『サイバーパンク2077』のホットフィックス1.11を配信開始した。メインストーリーが進行不可能になるバグなどが修正されたという。本作は先週22日に、初のメジャーアップデートとなるバージョン1.1を配信。容量増加によってセーブファイルが破損する問題や、NPCが消えたり地中に埋まったりするグリッチが改善されていた。一方、大型パッチを当てた関係で新たにこれまで見られなかったバグも発生するようになった。代表的なものが「タケムラの無言電話」バグだ(関連記事)。

こちらはメインクエスト「Down on the Street/ストリートの上にて」進行中に発生する不具合だ。同クエストを完了するにはタケムラと電話で会話を交わす必要がある。しかし、タケムラとのホロコールUIが開いていながらも、いつまでも先方が口を開いてくれないという報告が複数上がっていた。PCとコンソール、両機種のユーザーから寄せられており、セーブデータの新規作成や再読み込みを試しても改善されなかったケースも報告が上がっている。

リリースによれば本バグの発生条件は、クエスト内の「タケムラからの連絡を待つ」という目標が設定された状態のセーブデータがバージョン1.06で作成されていた場合に、一部のプレイヤーに発生していたという。本筋のストーリーの進行に関わる致命的なバグだけに、今回のホットフィックスにて早急に対応されたようだ。
 

 
このほかもう一つの不具合修正としては、「ドロップアイテムのランダム要素生成に関する仕様をパッチ1.1より前の状態に復元」したとのこと。バージョン1.06まではレジェンダリー装備を入手するために、アイテムを拾う前にセーブして目当ての数値・条件が出るまでロードを繰り返すという手法を利用することができた。このメソッドはパッチ1.1にて利用が不可能となっていたが、今回のホットフィックスによりふたたび厳選が可能になるということだろう。セーブ/ロードを用いてドロップアイテムを厳選する行為については、今後も最適な仕様を検討していくとのこと。

さらなるアップデート(パッチ1.2)は今後数週間で配信予定。不具合修正や安定性向上が落ち着いたのち、無料DLCが追加されるとのことだ。2021年下半期には次世代機向けの無料アップデートを実施するとアナウンスされている。

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