『ゼルダ無双 厄災の黙示録』ではゼルダ姫も使用可能。Treehouseで披露された多くの新情報ひとまとめ


任天堂は10月8日、Treehouse Liveにて『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の新情報を公開した。本稿では、番組内で明かされた新たなキャラクターアクションやメインシステムなど、多くの新情報をひとまとめにしていく。

新たにアクションが披露されたキャラクターは、ウルボザとゼルダの2人。戦場となったのはゲルドの街を含むゲルド地方だ。見渡すかぎり砂漠が広がる戦場にて、大軍勢のイーガ団との戦いが確認できた。ウルボザの使用武器は、原作にも登場した七宝のナイフだろう。ウルボザは剣に雷をチャージしながら、華麗なモーションで戦っていくようだ。強力な攻撃となるスマッシュは、連撃を浴びせた後に指を鳴らして広範囲の敵に電撃を浴びせることができる。必殺技は、より広範囲の敵に強力な電撃を浴びせるものになっている。また、ビタロックで敵の動きを止めた後に高速の回転斬りを仕掛けるアクションもみられた。


一方のゼルダは、通常攻撃にもシーカーストーンのルーンを使用する。箱を敵の頭上に落としたり、巨大な爆弾を転がして爆破させたりと、英傑たちに引けをとらない攻撃が繰り出せるようだ。リモコンバクダンを使用すると足のついた巨大爆弾が出現。爆弾を操作しながら小型爆弾をまき散らす事ができる。強敵と雑魚敵が入り乱れるシーンでは、強敵をビタロックで止めておき、その隙にアイスメーカーで複数の氷柱を生成・破壊して雑魚敵を処理するといったテクニックも駆使していた。必殺技はシーカーストーンの機能「ウツシエ」で複数の敵をロックオンし、シャッターを切るとロックした敵が無残にも爆発するというユーモア溢れるアクションになっている。なお、ゲルド地方での戦闘終了間際に流れたカットシーンではモルドラジークも登場していた。

ちなみにリンクについては番組後半、剣・槍に続いて、新たにハンマー装備時のアクションが披露された。ハンマーを勢いよく振り回して複数の敵を同時に攻撃したり、上空に飛び上がって叩きつけたりと、剣や槍に比べて豪快なアクションが堪能できそうだ。


続いてシステムの新情報を紹介しよう。メインメニューを担うワールドマップでは、原作で冒険したハイラルの100年前の大地が細かな部分まで再現されている。本作は、マップ上に表示されたアイコンを選択してメインストーリーやサブクエストを進行していくようだ。

マップ上には、さまざまな施設が点在している。馬宿では素材が購入可能。鍛冶屋では不用な武器を素材として、ルピーを支払うことで武器が強化できる。攻撃力の上昇だけでなく、攻撃範囲や防御力がアップする特殊効果も発動するようだ。なお本作では、原作のように武器が壊れることはないという。そのほか、料理レシピの習得やコンボアクションの拡張もマップ上で行える。


出撃準備画面では、戦闘情報の確認やキャラクターの装備変更、料理が可能。防具は頭・胴・脚の3か所で構成されるため、胴装備をはずした上半身裸のリンクでも遊ぶことができる。料理は習得済みのレシピを選択すると必要素材を消費する。戦闘中の移動速度を上げたり、防御力を上げたり、特定の属性のダメージを軽減するといったバフ効果が得られるようだ。

以上のように、さまざまな新情報が明らかになったTreehouse Live。視聴者からの反応も良く、非常に満足度の高い番組になったようだ。今後の本作のさらなる情報公開にも期待しておこう。『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は、Nintendo Switch向けに11月20日発売予定だ。