『フォートナイト』人気ストリーマーNinja氏が、Twitchに“独占”配信者として復帰。いざこざ残し旅立ったストリーマーがまたしても元鞘

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ゲーム実況配信者のNinjaことTyler Blevins氏は9月11日、Twitch独占配信者として復帰したことを発表した。Ninja氏は公式Twitterにて「A new chapter, only on Twitch」との文言を添えた動画を投稿。これまでYouTubeなどで活動をしてきたが、今後はTwitchに一本化されることになる。Twitchで育ち、Twitchを旅立ったNinja氏にとっては、帰還であり元鞘でもある。

Ninja氏は、アメリカを拠点に活動する人気配信者。『H1Z1』や『PUBG』などバトルロイヤルゲームを実況し、ファンベースを構築。『フォートナイト』の人気爆発と共に同氏も大量のファンを獲得。Twitchフォロワーは1500万人におよび、絶大な存在感を見せてきた。Ninja氏はもともとTwitchにて飛躍したストリーマーだったが、2019年8月に転機が訪れる。それがプラットフォームの移籍だ。マイクロソフトによる配信プラットフォームMixerに移行し独占配信を開始。新たなチャプターの始まりであるとして、Twitchと袖を分かっていた。その裏で多額のお金が動いたとされている。

しかしNinja氏の人気をもってしても、Mixerは盛り上がりに欠け、最終的に同プラットフォームは閉鎖。Mixerの配信者と視聴者は、アカウントをFacebook Gamingに移行されるという“引き継ぎ”サービスが用意されていたものの、同氏は移行にはのらずYouTubeなどで活動開始。Twitchでは今年8月に2度ほど配信をおこなっていたが、最終的には、Twitchと独占契約を結び元鞘に収まることとなった。

新たな活躍の場を求めてTwitchを離れたのはNinja氏に限らない。ShroudことMichael Grzesiek氏もまたシューター系配信者として絶大な人気を誇りながらも、昨年Mixerへと移籍。だがMixerの閉鎖にともない、同氏はNinja氏に先んじて8月12日にTwitchに復帰を果たしていた。Ninja氏の場合、Twitchに復帰するのには時間を要したのかもしれない。というのも、Twitchから離脱した際にはいざこざがあったからだ。

たとえば、Ninja氏の妻Jessica氏は移籍直後にTwitchについての不満を露わにしていた。案件の調整などのビジネス面やコミュニティの管理など、Twitch側の姿勢を批判。Twitchでの配信環境が悪化していたため、手厚いサポートを提供してくれたマイクロソフトとの契約はスムーズに進んだとコメントした。さらに移籍後には、Ninja氏のTwitchページに変更が加えられ、他の視聴者の実況を見るよう促す構造に。また同ページで、ポルノ動画を見られるように何者かが悪用。のちにこうした状況は解消されたものの、Ninja氏はTwitch側の対応に憤っていた。

今回、Ninja氏のTwitch移籍前にいたフォロワーはそのまま残った状態で復帰しており、Twitch側による配慮が感じられる。いずれにせよ、お互いの歩み寄りがあったことは間違いなさそうだ。なお復帰配信においては『Fall Guys: Ultimate Knockout』や『Among Us』といった流行タイトルを遊んでいる。

なおNinja氏やShroud氏以外の移籍配信者の動きとしては、『Destiny』シリーズで人気を博したKing Gothalion氏や『ハースストーン』や『リーグ・オブ・レジェンド』を得意とするDisguised Toast氏はそのままFacebook Gamingへとスライド。同じくシューター系のCouRage氏はYouTubeにて活動しており、その後のキャリアは多様化している。Mixerの参戦により激しい競争が起こるかと思いきや、再びTwitchやYouTubeへと配信者が集まりつつある実況プラットフォーム戦争。TwitchやYouTube二強の時代はさらに続くのだろうか。

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