『ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト』売上100万本突破。2020年内には、さらなる追加コンテンツを無料配信へ
パブリッシャーの505 Gamesは6月10日、ゴシックホラーRPG『ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト(Bloodstained: Ritual of the Night)』について、全世界累計出荷・ダウンロード販売本数が100万本を突破したと発表した。これを記念して、この6月から2020年末にかけて、複数の無料アップデートを配信することも明らかにされている。
『ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト』は、『悪魔城ドラキュラ』シリーズを手がけたことで知られる五十嵐孝司氏の最新作。2015年に実施したKickstarterキャンペーンにて開発資金を獲得し、2019年6月にPC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信(日本では10月配信)。メトロイドヴァニアゲームとして、あえて昔懐かしい手触りを大事にしながら、充実した探索・RPG要素を詰め込み、メディア・ユーザーレビューにて高評価を獲得。海外発売ちょうど1年で、大台となる100万本を達成した形だ。
上述したKickstarterキャンペーンでは、約6万5000人から約550万ドル(約5億6000万円・当時)もの資金を集めることに成功。その中では多数のストレッチゴールを達成しており、たとえば二人目のプレイアブルキャラクター「斬月」などのコンテンツを、発売後のアップデートにて追加してきた。今回の発表では、さらなる追加コンテンツの開発ロードマップが公開されている。
まず「ボスリベンジモード」と「カラー変更機能」が、6月24日に無料配信される(Nintendo Switch版のみ7月予定)。ボスリベンジモードは、作中に登場した4体のボス「アンドレアルフス」「バティン」「ブラッドレス」「グレモリー」がプレイアブルキャラクターになるゲームモードだ。いずれかのボスとしてプレイし、ほかの3体のボスを倒すまでの時間を競う。そしてカラー変更機能では「ヘアサロン」がパワーアップ。これまでプリセットからしか選べなかった髪、コスチューム、スキンなどのカラーが、パレットから自由にカスタマイズ可能になる。
このほか、2020年第3四半期には「カオスモード」「VSモード」と「スペシャルコラボコンテンツ」「クラシックモード」が、そして第4四半期にはさらなる「スペシャルコラボコンテンツ」および3人目の「プレイアブルキャラクター」が追加予定となっている。カオスモードは1〜2人でプレイするボスラッシュモード。VSモードは文字どおりの対戦モードだが、お互い間接的に攻撃するという。クラシックモードは、5つのステージを進みながら中ボスを倒していく、80年代風のモードとのこと。3人目のプレイアブルキャラクターは誰になるのかはまだ伏せられているが、「ドミニク」ではないことだけは明確にされている。なお、これらのスケジュールは変更される可能性もある。
『ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト』は、PC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中。6月24日には、「ボスリベンジモード」と「カラー変更機能」が無料配信される(Nintendo Switch版は7月予定)。