Nintendo Switch基本プレイ無料アクション『ニンジャラ』リリース延期。「ニンジャラァ」コールを聞けるのはもう少し先

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは5月8日、『Ninjala(ニンジャラ)』の配信日を6月25日に延期すると発表した。Nintendo Switch向けに、基本プレイ無料タイトルとして5月28日にリリース予定すると発表されていた。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)は5月8日、『Ninjala(ニンジャラ)』の配信日を6月25日に延期すると発表した。Nintendo Switch向けに、基本プレイ無料タイトルとして5月28日にリリース予定すると発表されていた同作。新型コロナウイルスの感染拡大による影響により、約1か月後ろ倒しになるようだ。

『ニンジャラ』は基本プレイ無料のオンライン対戦アクションゲームだ。ゲームルールは、8人で戦うバトルロイヤルと4対4で戦うチームバトルの2種類。各プレイヤーはカタナ・ハンマー・ヨーヨーのガムウェポンを装備。武器で相手を攻撃して倒したり、ステージ上に配置されたドローンを破壊したりすることでポイントを獲得していき、制限時間内により多くのポイントを獲得した者が勝者となる。

ゲーム内のアクションは攻撃・壁走り・二段ジャンプ・ダッシュのほか、ニンジャガムを用いた「ガムアクション」が特徴となる。ガムアクションは、前方に膨らませたガムを飛ばすガムシュート、武器を強化する武器クラフト、高速ダッシュに分けられる。ガムアクションには「シノビエナジー」が必要となる。シノビエナジーはドローンを破壊することで最大量が増加し、ダッシュの速度が上がったり、大武器と称する強力な武器が作成可能になったりと、さまざまな恩恵が得られる。

同作の開発には、ガンホーにてさまざまなヒット作を生み出してきた森下一喜氏がプロデューサーとして携わる。ディレクターを務めるのは、かつてスクウェア・エニックスに在籍し、『すばらしきこのせかい』や『ディシディア ファイナルファンタジー』といった高評価アクションゲームの中核スタッフとして携わってきた荒川健氏。『ニンジャラ』は、『スプラトゥーン』シリーズを彷彿とさせるテーマを持ちつつ、独自の要素を盛り込んだ対戦アクションとして開発されてきた。

『ニンジャラ』においては、4月末にはオンラインでの先行体験会が実施されていたものの、人が集まりすぎたのか、サーバーのキャパシティを超えてしまったのか、アクセス集中による緊急メンテナンスが度々実施。Twitter上では長時間トレンド入りを果たし、ログインできない/したいユーザーの嘆きで多数投じられ、お祭り模様を呈していた。ログインエラーによって延々と聞かされる「ニンジャラァ」というタイトルコールは、同作を語る上でのちょっとしたネットミームになっている。

https://twitter.com/_toro_sp2/status/1255478538423218194

この時期に、さまざまな部門の連携が不可欠となる、ライブサービス型のゲームを運営する体制を整えるのは困難が多い。ノウハウのあるガンホーにとっても、それは例外ではないのだろう。6月25日のリリースに備えて、「ニンジャラァ」のタイトルコールを聞きながら、モチベーションを高めておこう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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