ライアットゲームズのオンラインプレス発表会まとめ。『レジェンド・オブ・ルーンテラ』『チームファイト タクティクス』日本公式大会の情報など

ライアットゲームズのオンラインプレス発表会まとめ。『レジェンド・オブ・ルーンテラ』『チームファイト タクティクス』日本公式大会や、ライアットゲームズ公認アンバサダー・プログラム「ライアット ガーディアンズ」がアナウンスされた。

ライアットゲームズは4月28日、オンラインプレス発表会を実施し、『レジェンド・オブ・ルーンテラ(以下、LoR)』『チームファイト タクティクス(以下、TFT)』に関する最新情報を発表した。本稿では、情報をまとめて紹介しよう。

最初に発表されたのは、現在オープンベータテスト中であり、5月1日に正式リリースを迎える『LoR』に関する情報だ。『LoR』は、ライアットゲームズが手がける、ストラテジーカードゲーム。深い戦略性と相手とのやり取りによって生まれるカウンタープレイが魅力で、社内では「カードゲームのチェス」という通称も用いられているという作品だ。

公式Twitterや公式サイトなどで発表されているとおり、『LoR』では正式リリースにあわせて、既存のPCに追加してiOS/Androidにも対応し、新カードセット「迫り来る波濤」が実装される。「迫り来る波濤」では、120枚以上の新カード、11体のチャンピオン、6の新キーワード、新地域ビルジウォーターなどが追加。キーワードとしては、デッキの残り枚数が15枚以下になると+3/+3を得るディープ、キーワードを持つユニットを召喚するとスペルマナが1回復するアテューンなどが実装される。なお『LoR』に関する発表を行ったブランドマネージャーの高田ダスティン氏は、社内環境でプレイした際ディープを活用したデッキを使用し、「勝っていた」そうだ。

3か月行われたオープンベータ期間の振り返りも行われた。期間中には、世界中のプレイヤーから多くのフィードバックを得て、日本のプレイヤーからは特にカード購入上限の撤回、ゲーム内で無料でもらえるウィークリーチェストの中身をより豪華にする変更について好評だったという。またオープンベータ期間のランクでは、全サーバーで日本プレイヤーが1位を獲得しているそうだ。同一プレイヤーではなく、何人かの日本プレイヤーが頂点に立っているとのこと。

また、正式リリース時にはリリース記念キャンペーンが実施される。7日間の豪華ログインボーナス、オープンベータ期間にプレイしたプレイヤーに対するガーディアン「めろめろポロ」、Mirrativで配信もしくは視聴すると同サイトのコインやワイルドカードがもらえるキャンペーン、『LoR』公式アカウントでのワイルドカードがもらえるリツイートキャンペーン、Twitch Primeアカウント連携によるワイルドカードがもらえるキャンペーンが予定されている。なお、Twitch Primeの特典は、チャンピオンも交換可能なものだという。

そのほか、『LoR』のアンバサダー/インフルエンサーにお笑い芸人の田村亮氏(ロンドンブーツ1号2号)、井上裕介氏(NON STYLE)。配信者やキャスターとして活躍する方々の中から、Kuroebi氏、eyes氏、和葉氏、せんとす氏、合計6名が就任。彼らによってコンテンツや企画などが配信されていくという。

『TFT』の発表は、ライアットゲームズで同作を担当している佐藤 翔太氏から行われた。『TFT』は、2019年6月に公開され、2020年3月20日にモバイル版がリリースされたオートバトル系のゲーム。これまでに全世界で8000万人ほどのプレイヤーがプレイし、モバイル版については全世界から届いたフィードバックを元に随時改良が行われていくという。

『TFT』と『LoR』の日本一を決める決定戦が「MIND MASTERS 2020」として開催。「MIND MASTERS 2020」の『TFT』部門では、全7回のオンライン予選により、一般予選を実施。各予選には64名が参加し、上位2名ずつ、合計14名が8月8日〜8月9日に行われる決勝大会へと参加。インフルエンサー16名により2枠が争われるワイルドカード枠も含めた16名により決勝大会が行われ、勝者1名が日本の代表として世界大会「TEAMFIGHT TACTICS GALAXIES CHAMPIONSHIP」へと参加する。

5月中旬に「MIND MASTERS 2020」公式サイトが公開され、大会ルールやスケジュールの詳細が発表。5月22日に一般予選の応募が開始。6月から7月にオンライン予選が実施される。また、決勝大会統合MCの座を賭けて、エハラマサヒロ氏、タケト氏を含めた8名の芸人により争われる6日間のバトル。インフルエンサー16名によるワイルドカード予選が、プロモーションとして行われるそうだ。

『LoR』の大会は2020年8月8日に決勝が実施される。予選形式などは、5月中旬に「MIND MASTERS 2020」公式サイトで発表。『TFT』『LoR』両大会の予選スケジュールは重複しないそうだ。『LoR』のオープンベータ期間中に、日本のプレイヤーが強いことが実証されたため、日本一を決める大会は海外からも注目される大会になるのではないか、と語られた。

そのほか、ライアットゲームズ公認アンバサダー・プログラム「ライアット ガーディアンズ」が、ライアットゲームズのインフルエンサーマネージャー松岡 明子氏から発表された。同氏によれば、ライアット ガーディアンズとは、ライアットブランドのゲームの楽しさを自らの表現でコミュニティに発信し、貢献していける人を指すとのこと。

『LoR』『TFT』を含め、これからライアットのゲームが増えていくため、これまで同社のタイトルに触れてこなかったユーザーがコミュニティに参加していくことになる。そこで、配信や動画投稿などでコミュニティをリードしていけるインフルエンサーをライアット ガーディアンズとして募集するという。ライアット ガーディアンズになると、『LoR』『TFT』を配信したりツイートすることなどによってコミュニティを盛り上げるとポイントが得られ、ポイントによって特典が獲得できる。公式大会/記念パーティーへの招待、カスタムイベントのサポート、配信オーバーレイなどの配布が、特典として用意されているそうだ。応募条件やスケジュールなどは、公式サイトを確認して欲しい。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

Articles: 2559