戦国×妖怪×死にゲー『仁王2』オープンβ体験版が11月1日から10日まで配信へ。TGS2019出展バージョンとは異なる内容に


コーエーテクモゲームスは9月15日、PlayStation 4向けに開発中のダーク戦国アクションRPG『仁王2』について、オープンβ体験版を配信すると発表した。配信期間は11月1日から10日まで。本作は、昨日まで開催されていた東京ゲームショウ2019にプレイアブル出展されていたが、オープンβ体験版ではそこでプレイできた「十三桜」とはまた別の新たなステージ、および新たな妖怪が登場するとのこと。

『仁王2』は、戦国死にゲーと呼ばれた前作『仁王』よりやや時を遡った1555年、徳川家康によって天下統一が成される前の時代を舞台に、人と妖怪の間に生まれた主人公と、霊石を売り歩く商人・藤吉郎による「秀吉」の物語を描く。本作のコンセプトは「戦国×妖怪×死にゲー」とされており、非常に歯ごたえあるゲームプレイはそのままに、さらに妖怪の力を扱える新要素を導入している。

プレイヤーはゲージを消費して「妖怪化」することができ、自らに憑依させた守護霊によって異なる技を繰り出せる。また、一時的に妖怪の姿になれる「特技」と呼ばれるものもあり、こちらでは、たとえば敵の大技を発動前に阻止することも可能。成功すると妖力が大きく回復する。さらに、妖怪を倒すと時折ドロップする「魂代(たましろ)」を装備することで、その妖怪が持つ個性的なアクションを自らの技として発動させることもできるという。

*東京ゲームショウ2019での『仁王2』ステージの模様は4時間29分46秒あたりから。

主人公のキャラクターの性別や体格、顔つき、声色などを自由に作成できるのも新要素のひとつだ。前作では、元海賊のイギリス人航海士ウィリアム・アダムス(三浦按針)をモデルにしたキャラクターを主人公としていたが、プレイヤーからはキャラクタークリエイト機能への要望が多く寄せられていたとのこと。またオンライン協力プレイでは、前作から1人増えて最大3人でプレイできるようになった。オフラインでも、義刃塚を利用すれば「すけびと」が現れ助太刀してくれる。弊誌では、東京ゲームショウ2019出展バージョンのプレイレポートを掲載しているため、こちらもチェックしてほしい。

11月1日から配信されるオープンβ体験版は具体的にどのような内容となるのかは不明だが、インターネット接続環境のあるPS4ユーザーであれば誰でもプレイできるため、本作を楽しみにしている方はこの機会を逃さないようにしよう。『仁王2』は、2020年初頭発売予定だ。