『ロケットリーグ』PS4版とNintendo Switch/Xbox One版のクロスプレイが実現。現在ベータプログラムが実施中

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は1月15日、PlayStation 4版『ロケットリーグ』が、Nintendo SwitchおよびXbox One版とのクロスプラットフォームプレイ(以下、クロスプレイ)に対応したことを発表した。すでにベータプログラムの実施を開始しているという。クロスプレイを有効にする手順としては、 「Main Menu」にて 「Options」を選択し、次に 「Gameplay」タブで 「Cross-Platform Play」ボックスをチェックする。そうすれば、クロスプレイにて対戦が可能になるという。

『ロケットリーグ』はPC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けにリリースされており、PS4版はPCユーザーとも対戦可能だった。一方、Nintendo Switch版はPC/Xbox Oneと対戦可能。Xbox One版はPC/Nintendo Switchとのクロスプレイが可能であり、ようするにPS4とNintendo Switch/Xbox One同士のクロスプレイは不可とされていた。しかしながら、その垣根が完全に取り払われることになる。

これまでのクロスプレイの仕様。これからはこの表の×マークはすべて✔になるだろう。

開発元のPsyonixは、昨年1月にクロスプラットフォームプレイへのパーティーシステムを導入することを発表していた(関連記事)。パーティーシステムとは、フレンドを招待することでパーティーを組み、一緒に任意の試合に参加する仕組みである。フレンドと遊びやすくなる機能であるが、フレンドシステムがプラットフォームに組み込まれているという経緯もあり、クロスプレイの際にはプライベートマッチを作り入るという形式が強いられていた。そこで、Psyonixはクロスプレイにも対応する、ユニバーサルなパーティーシステムの開発を進めていたわけだ。こちらは2018年内実装が予告されていたものの、続報が聞こえてこなかったが、PS4向けクロスプレイの導入にあわせ、今後導入されるとのこと。

SIEは昨年9月に、PS4における他コンソールとのクロスプレイの開放を発表し、同機能をテストする『フォートナイト』のオープンベータが実施されていた。第二弾となるのは、車サッカーゲーム『ロケットリーグ』のようだ。今後PS4と他コンソールとのクロスプレイタイトルは、間違いなく増えていくことになるだろう。