Nintendo Switch向け『SEGA AGES アウトラン』11月29日に発売決定。3DS版での追加要素に加え、歴代作品のアレンジBGMを収録


セガゲームスは11月26日、Nintendo Switch向けに展開中の「SEGA AGES」シリーズの第4弾として、『SEGA AGES アウトラン』を11月29日に発売すると発表した。ダウンロード専用で、価格は925円(税別)。

本作は、1987年にアーケードで稼働したドライブゲーム『アウトラン』を移植する作品だ。真っ赤なスポーツカーに金髪の美女を乗せて、BGMを選択し、ヨーロッパを舞台とする全15コースを走る。古い街並みから砂漠地帯までさまざまなステージが収録されており、合わせて16通りのルートがある。プレイヤーは分岐地点にて自由に次に進むステージを選択可能だ。

本作は、ニンテンドー3DS向けに移植された『3D アウトラン』をベースにしており、アーケード版を上回る60fpsおよびワイド画面に対応する。また、ゴールに到達するごとに入手できる追加マシンも引き続き導入。追加マシンは通常の車とはカラーリングやデザインが異なるほか、コーナリング・バンパー・エンジン・タイヤに新たなパーツを搭載して性能を強化できる要素もある。一方で、タイムの計算式などの不具合も含め、アーケード版を可能な限り忠実に移植したモードも収録される。

『3D アウトラン』では2曲の新曲がBGMに追加されたが、今回の『SEGA AGES アウトラン』ではさらに3曲追加される。メガドライブ版『アウトラン』の「STEP ON BEAT」や、家庭用版『アウトラン2 スペシャルツアーズ』の「RADIATION」といった、過去のシリーズ作品から選ばれた楽曲が、初代『アウトラン』風にアレンジされて収録されるという。そのほか、Nintendo Switchのジャイロセンサーを利用して、アーケード版のハンドル風に操作できるモードも用意される。

Nintendo Switch向けの「SEGA AGES」シリーズは、9月に発売された『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ』と『SEGA AGES サンダーフォースIV』を皮切りに、『SEGA AGES ファンタシースター』、そして本作と毎月リリースするペースで展開中だ。今後も、『アレックスキッドのミラクルワールド』や『ゲイングランド』『スペースハリアー』『コラムスII』『サ ンダーフォースAC』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』『バーチャレーシング』などのタイトルが配信予定となっている。