『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』PS4/Xbox One版の発売日が2019年1月17日に決定。対応フライトスティックも発売

 

バンダイナムコエンターテインメントは本日8月21日、『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』のGamescom2018向けの新映像を公開し、同作のPlayStation 4/Xbox One版を2019年1月17日に発売すると発表した。Steam版は少し遅れて、同年2月1日発売予定。2018年9月下旬より、価格や販売形態について改めて告知されるという。『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』は、シリーズ最新作となるフライトシューティングゲームだ。PlayStation 4/Xbox One/Steam向けに発売されるほか、PlayStation VRにも対応する。

舞台となるのは架空の現代、第二次世界大陸戦争が勃発した2019年のユージア大陸だ。プレイヤーは、オーシア国防軍。オーシア国内で無人機を使用したテロが発生したことから物語は大きく動き出す。時同じくして、オーシアとの関係性に緊張が走りつつあったエルジアが、オーシア及びユージア諸国が共同開発していた軌道エレベーターおよび周辺施設を占拠する。エルジアは、オーシアの過剰な干渉と利権の独占を理由に宣戦を布告し、戦争が始まった。オーシアは強力な軍事国を保持しているものの、エルジアの無数の無人機に圧倒される。くわえて、誤爆を繰り返し市街にも影響が及ぼすオーシアの攻撃は他国の評価を下げており、窮地に追い込まれる。本作ではオーシア国防軍として、この二大国の戦いを中心に物語を追っていくことになる。映画「この世界の片隅に」の監督と脚本をつとめ、同シリーズナンバリング第四作目と五作目を担当した片渕須直氏が脚本を担当しており、重厚な物語が紡がれていくことが期待できる。

本作のテーマは「空の革新」だ。ゲームエンジンにはUnreal Engine 4が採用されているほか、雲を中心とした空の複雑な表現を美しくかつ自然に描写するtrueSKYテクノロジーが採用されている。本作の空は、美しいだけでなく、立体感を感じられるように作り込まれているという。この試みによって、機体が雲をかすめるスピード感、そして空に迫っていく感覚が味わえるとのこと。またこの立体感のある空で、機体同士の相対的な位置関係を把握できたり、雲を用いた駆け引きも実現されている。登場する機体はすべて実在しており、ライセンシーの許諾を得てコクピット内部まで緻密に描写。登場する都市などフィールドもリアルさを追求し、生きた世界の実現を目指しているとのこと。

また戦闘においては、上級者向けの空戦機動ポストストールマニューバを実装。背後にまわる敵機の攻撃を回避し、一転攻勢に出ることもできる。さらに特定の戦闘機においては、失速した状態で機体を操縦する失速後機動の操作と挙動を再現している。リアルさと戦略性を実現するドッグファイトが楽しめるだろう。兵器としては、近未来を予見したオリジナルの兵器も登場する。空中戦・地上戦ともに、全方位から攻撃する無人機や、迫力ある兵器など、強烈な攻撃力を持つ超兵器が戦場に現れる。こうした敵をいかに撃破していくのかも本作の醍醐味になりそうだ。2015年12月に発表された『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』は、当初2017年の発売が予定されていたが、2018年へと延期することが発表された。最終的には発表から約3年と1か月後の2019年1月に発売されることになった。時間をかけて作り続けられてきたシリーズ最新作がついにそのベールを脱ぐことになる。

またHORIからは『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』対応フライトスティック for PlayStation®4の発売が決定している(PS3、PCでも使用可能)。メインスティックとスロットルが完全分離したセパレートタイプのコントローラーになっているほか、実戦闘機に採用されているHOTASの仕様を踏襲しリアリティを再現。さらに、メインスティックには振動機能搭載を搭載しており、よりリアルな臨場感が味わえるだろう。こちらはPS4版と同日に、税別1万9980円にて発売予定だ。